★5 | ある結婚の風景(1973/スウェーデン) | これってテレビ映画から見た。映画と多少違ってましたね。ベルイマンの視点が明らかに変質してきていることが分かる。神(生(性)と死)から普遍的な人間へ。それを通俗と見るか、ベルイマンが優しさを必要としていたのか。 | [投票(6)] |
★5 | アガサ 愛の失踪事件(1979/英) | これは恐ろしく映像が美しい。感心。それだけで見入れる。俳優としてピーク時のヴァネッサとホフマンの演技の戦い。二人の身長差をコミカルにとらえたダンスシーン。意外と後世に残っていない。もっと評価されていい秀作。 | [投票(3)] |
★4 | キャリー(1976/米) | デパルマの初期のホラー。その分手作り的で洗練されてはいないものの、恐い。後年度に残るべき作品。ただやはりストーリーとか荒い。 | [投票(1)] |
★4 | リトル・ダンサー(2000/英) | 「ブラス」を思い出しますなあ。イギリス映画は地味だけどしっかり作ってます。日本も映画作り原点に戻ればと思います。国情はいま似通っているのかも。(アイボリー系もいいけどね) | [投票(2)] |
★4 | ショコラ(2000/米) | うーん。やはりハルストレムですね。スウェーデン(というかアメリカ)の大林宣彦ですね。チョコが神父さんだったんですね。なんでこんなに心やさしい映画が出来るんでしょう。ビノシュが良質に見えました。 | [投票(1)] |
★4 | 衝動殺人 息子よ(1979/日) | これは珍しく(芸術監督としては)今ようやく取り上げられてきた被害者・被害者家族の人権を訴えた映画です。指摘は周りの社会環境の冷酷さにまで及んでいる。木下の良心を感じる最後の佳作。 | [投票(2)] |
★3 | タイタニック(1997/米) | 最初の10分間は面白い。あとは、登場人物を2人に絞ったので面白くない。他の人の人生を多重的に描いてほしかった。女(ケイト)がデブッテいたのでオバサンと少年みたいだった。悲しみが湧かない。どこがいいのか? | [投票] |
★4 | ラストタンゴ・イン・パリ(1972/伊=仏) | これ最近見たんです。やはり時代感じちゃいますね。マーロンの深刻さはちょっと純すぎる。シュナイダーは自然。やはりオンナは剛だということなのかな。オトコは真面目なのだ。 | [投票(1)] |
★3 | アイズ ワイド シャット(1999/米) | キューブリックが普通の(夫婦間)セックスを描くとこうなるということなのかな?恐ろしくパワーが落ちているというかノーマルすぎ(技術でカバーしているが)。下卑た凡人ぶりに驚き。 | [投票(1)] |
★4 | マッドマックス(1979/豪) | メル・ギブソンが、寡黙で、希望を喪失してからの噴悶した行動が全て。鋭くこの世の矛盾を体現したエネルギーで充満していた。きりっとしたまだ若者だったギブソン。世界のヒーローでもあったのに。今は、、、、。 | [投票(2)] |
★4 | M/OTHER(1999/日) | こういう映画って完全に俳優の人間が出ちゃうよね。三浦友和は優しく普通のお父さんなのです。いつも彼が家で喋っている言葉なんか聞いても、、、。この実験は俳優を選ぶべし。女はいい。 | [投票] |
★5 | 八月のクリスマス(1998/韓国) | 家族を思う心情は今や、韓国の方が優ってるかも。一人の男の生と愛と死を淡々と描ききった。ハン・ソッキュの最高作。 [review] | [投票(6)] |
★4 | 接続 ザ・コンタクト(1997/韓国) | 仏映画を見ているよう。音楽といいしゃれている。日本映画ではこうは行かない。文化が根本的に違うのか韓国映画はすこぶる興味あり。ハン・ソッキュ好調。 | [投票(1)] |
★3 | ロゼッタ(1999/仏=ベルギー) | 手ぶれというか話す人ごとにカメラが動く。今こんなの流行ってるの?目が痛くなるし、苛苛しっぱなし。フランスでもホームレス(日本のとは大分違う)キャンプがあるんですね。カンヌも落ちた。 | [投票(2)] |
★5 | 蝶の舌(1999/スペイン) | 精神的転向、或いは「ころび」を子供にまで体験させてしまう時代を鋭く、静かに訴える。 [review] | [投票(3)] |
★4 | カル(1999/韓国) | シム・ウナさま。「8月のクリスマス」と同一人物とは思えませんでした。かなり細くなっていらっしゃったから。去年はウナ様ばかり思っておりました。次作はいつ? | [投票] |
★4 | 影武者(1980/日) | ビデオで観たせいかもしれないが、クローズアップがほとんど無かったですよね。常に人物の顔が小さいから、苛々。審美的に撮ってるんでしょうけど読後感薄し。 | [投票] |
★4 | 風の輝く朝に(1984/香港) | 香港版「冒険者たち」。素材は好きです。青春のほろ苦さと甘さがチョット不足。日本軍がああいう風に扱われるとちょっとショックですね。 | [投票] |
★4 | 風の歌が聴きたい(1998/日) | うーん。チョット長いかな。あまり大林風じゃないので(尾道風)、見ている間は良くても、読後感が今ひとつ。すみません、大林様。天宮良がずーっと田舎っぽかったすね。 | [投票(1)] |
★4 | 音楽(1972/日) | あまり憶えてないんです。男女の下着姿が延々と続いていたような、、、。内容は、ちょっと頭でっかちの感もあったけど、当時の若者は結構思考してたんです。 | [投票] |