シーチキンさんのコメント: 更新順
きさらぎ無双剣(1962/日) | タイトルが大写しになった時や「終」マークの時に拍手は起こる、上映中に携帯は鳴るは、しかもその電話に場内で出るは、というのが不思議と気にならない。満席の映画館というよりも、騒がしく賑やかな芝居小屋で見ているかのような錯覚さえ起こさせる映画。 [review] | [投票(2)] | |
木枯し紋次郎 関わりござんせん(1972/日) | 菅原文太の紋次郎は、ニヒルな感じはTV版の中村敦夫に比べて弱いが、それでも渡世のつらさ、やるせなさはこちらの方がよくできているのではないか。 [review] | [投票] | |
シンプル・プラン(1998/米) | 美しくないから、「シンプル」ではないでしょう。 | [投票] | |
日本沈没(1973/日) | 怪獣大好き少年だった頃に、親に連れられて映画館で見た。潜水艇が深海底で、何かがはいずった跡の様な怪しげな「溝」を発見したシーンを見て、「ナメゴンのような大怪獣が大暴れして日本を沈めるんだ」とワクワクしたのを覚えている。 | [投票(1)] | |
LOVERS(2004/中国=香港) | この映画を見るより、その上映時間と同じ時間、予告編を4〜50回、繰り返し見たほうがよかったかも。 [review] | [投票(5)] | |
華氏911(2004/米) | 見終わって、真っ先に思い浮かべたのは、『トゥルーマン・ショー』だった。(レビューには、『トゥルーマン・ショー』のネタバレがあります) [review] | [投票(3)] | |
血槍富士(1955/日) | 若侍が障子を開けて、ふと外を見やると、道向の部屋の窓べりに腰かけていた可愛らしい娘と目があう。「あれ」と心の中で声をあげて、慌てて障子のかげに隠れてしまう娘など、思わず「ほほう」となる素晴らしいシーンだったなあ。 [review] | [投票(1)] | |
ブルーサンダー(1983/米) | 戦闘ヘリのイメージをくつがえした映画。だけど考えようによっては、ボンド・カーのヘリコプター版、と言えなくもない。それでも評価が高いのは、ヘリそのもののカッコよさをとことん追求したからだろうなあ。 [review] | [投票(2)] | |
コップランド(1997/米) | 新境地のスタローンか、という感じで悪くはなかったのだが、これを見た映画館で、イビキをかいているおっさんがいてね。迷惑千万なおっさんなんだが、そのおっさんのイビキに負けた、というような映画じゃなかったかな。 | [投票] | |
π〈パイ〉(1998/米) | アメリカで「製作費の54倍の興行収入」という、かの『タイタニック』を上回る記録をうちたてた、という話につられて見にいったが、「数学」への幻想を利用した、ただの不条理劇。映画よりもポスターのセンスの方がはるかによい。 | [投票] | |
小津と語る TALKING WITH OZU(1993/日) | 映画監督に対する評価は、なによりもその人が残した映画によってなされるべきであり、後世の人にどのような影響を残したかによって語られるのは筋違いではないだろうか。 | [投票] | |
ディープ・ブルー(2003/英=独) | 日常、まず我々が見ることができないものを見せるのが映画の一つの役割であるならば、その役割は十分果たしていると思う。しかし全体的に平板な感じがする。「ドキュメンタリー」としてどういう演出をするのか、もっと練り上げることが必要ではなかったか。 [review] | [投票(6)] | |
君よ憤怒の河を渉れ(1976/日) | 北海道で大活躍の熊には笑った。どこでどう間違えたのか知らないが、実はこれ、『怒りの葡萄』と勘違いした母に「この原作はよい小説よ」とすすめられて見たのだが、まあ、きっかけまで笑い話になっているなあ。 | [投票(1)] | |
アナライズ・ミー(1999/米) | 肩もこらずに気楽に楽しめた。ギャグもくどくなくてよい。特に最後のマフィアの幹部会議が好きだ。またこれを見ると、マフィアといえばコッポラの『ゴッドファーザー』、というのが如何に浸透しているか、よくわかる。 | [投票(2)] | |
シックス・デイ(2000/米) | 「SFとは、未来社会の先取りである」という言葉が、かつてなくリアルに聞こえる時代に私たちは生きている。そのことを思い知らされた映画であり、ある意味、記念碑的な作品ともいえるが、それと、映画としてどうかというのはまた、違う話。 [review] | [投票(1)] | |
AKIRA(1988/日) | 80年代になって顕著に表れてきた、「もし自分に、爆発的なエネルギーと力(超能力)があったら」という願望の、一つの終着点まで描ききった点は見事といえば見事なんだが・・・・・ [review] | [投票(1)] | |
怒りの葡萄(1940/米) | そのあまりに静かな描写に、「怒り」のエネルギーの大きさを感じさせた。 | [投票(1)] | |
将軍の娘 エリザベス・キャンベル(1999/米) | 慄然とさせられたのは、 [review] | [投票] | |
アダムス・ファミリー2(1993/米) | ウォルト・デズニーその人の生涯だけでなく、デズニー漫画他そのものについて「アメリカの洗脳支配の道具だ」とする本を学生の時に読んだことがあるが、つい、その本の事を思い出した。 | [投票] | |
ニキータ(1990/仏) | ニキータと彼女にからむ二人の男たちよりも、女でありスパイであるということを知り尽くしたようなジャンヌ・モローや、いきなり現れて風呂場でゴソゴソととんでもないことをしていたジャン・レノの方が記憶に鮮明に残っている。 | [投票] |