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Sigenoriyukiさんのお気に入りコメント(6/8)

グリーン・ベレー(1968/米)★2 どういう視点から見ても面白くない。印象的な科白「自由を勝ち取る為に戦うのだ」という科白はかつて『アラモ』でも強調されて用いられている。 (ゑぎ)[投票(1)]
ゾンビ(1978/米=伊)★5 核となるのはゾンビ×ショッピングセンターというワンアイデアだが、それに肉付けをしていくアイデアの量が半端ではない膨大さで、これにはもうお手上げするしかない。まさかゾンビにパイ投げとは! [review] (3819695)[投票(8)]
サバイバル・オブ・ザ・デッド(2009/米=カナダ)★4 ジョージ・A・ロメロの西部劇。西部劇の骨格・意匠にゾンビ状況を掛け合わせる作劇や、けれん味に溢れたゾンビ扱い(顔面発火! 乗馬!)も嬉しいが、クラシカルな画面造型と銃撃演出が突出して高水準だ。仮にゾンビが一体も出なくとも満足しただろうほどの演出力。シリーズでも『ゾンビ』に次ぐ傑作。 [review] (3819695)[投票(3)]
サバイバル・オブ・ザ・デッド(2009/米=カナダ)★4 ゾンビ映画最高の脚本……かもしれません [review] (ExproZombiCreator)[投票(3)]
モンスターズ 地球外生命体(2010/英)★3 ジャンル的に振舞うことにはそれなりの効用があって、たとえばこれは怪獣物のふりをすることで、展開される恋愛譚が実際に施された演出以上に繊細に見える。そう思えばホイットニー・エイブルにはキャメロン・ディアスの面影が認められる。スクート・マクネイリーは脂の抜けたジャック・ニコルソンだが。 (3819695)[投票(2)]
妖婆・死棺の呪い(1967/露)★2 こんなに高い評価なのは個人的には謎としか。 [review] (t3b)[投票(1)]
見えざる敵(1912/米)★5 ギッシュ姉妹のデビュー作であり、まだ幼さの残るその可憐さは、鮮烈な印象を与える。モノクロームで映し出されたその華奢な美貌は、サイレントという事も加わって、人形のような、人間離れした美しさがある。また、三つの空間を繋ぐクロスカットも見事。 [review] (煽尼采)[投票(2)]
ラストミッション(2014/米)★4 まず、アバンタイトルがよく出来ていて映画が走り出す。ホテルのキャノピー(玄関庇)の上の悪役達と庇を挟んでの銃撃。或いはホテルの上階の窓。高低を活かしたアクションがいい。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
続・荒野の用心棒(1966/伊=スペイン)★4 レオーネがハリウッド製西部劇の枠組みを全く壊せず、しかし美しいハリウッド的西部劇を再生産したのに比して、コルブッチはハリウッド製西部劇とは全く異質のルックを生み出した。 [review] (ゑぎ)[投票(4)]
青天の霹靂(2014/日)★4 序盤を中心にかなり欠点も目立つが、最終的にはあまり気にならなくなるのは真剣さが全体に見えるからだと思う。 [review] (Master)[投票(1)]
青天の霹靂(2014/日)★4 嘘から出た真を描くべく「ギター」を「手品」に挿げ替えた『バック・トゥ・ザ・フューチャー』人情噺的翻案。ならば、主演三者の揃い踏みシーンを増量して複雑に幸福な三角関係を撮りきりたいところだが。『神様のカルテ2』に続いて照明川辺隆之+撮影山田康介の画面造型が映画らしさの底を支えている。 (3819695)[投票(1)]
青天の霹靂(2014/日)★4 上出来の96分。冒頭、大泉洋の繰り出すトランプマジックの手元を1ショットで映し出す。追いかけるカメラの動きが少々ぎこちなく感じるが、手品を役者自身に演じさせようという意志にまず好感が持てる。 [review] (赤い戦車)[投票(3)]
ヘル・オブ・ザ・リビングデッド(1980/伊=スペイン)★1 私にとってはとても好きな作品です [review] (ExproZombiCreator)[投票(1)]
サンゲリア(1979/米=伊)★4 ジョージ・A・ロメロは偉大な功績を残しましたが、一つしなかった事があります。 [review] (ExproZombiCreator)[投票(1)]
もののけ姫(1997/日)★4 封じられた「飛翔(上昇)」。世界の業苦と憎悪全てを「タタリ(重み)」として背負う生命達が、ただ生きるため、つまりは「死に喰われない」ため、互いが互いをテロリストとしてしか認識しないリアリズムのアクション。世紀末的呪詛の大放出だが、私は支持する。これに震え上がることで見える意味もある。正直だと思う。いっそ氏にはタタリ神になっていただきたい。 [review] (DSCH)[投票(4)]
捜索者(1956/米)★3 大平原と青空をヴィヴィッドな色使いで捉えた異様に美しい画面、狂気じみたジョン・ウェインのキャラクタライゼーション…観ていて動悸が早まるような、常軌を逸した映画。 [review] (緑雨)[投票(6)]
ゼロ・グラビティ(2013/米)★3 90分強のノンストップアクションムービー。この尺に対する志が嬉しい。画面が少々煩い、という点が玉にキズではあるが、圧倒的な瓦解の映画としても興奮する。 [review] (ゑぎ)[投票(8)]
素晴らしき哉、人生!(1946/米)★3 「友あるものは救われる!」――すいません、友だちいないのですが。 (disjunctive)[投票(2)]
パレード(2010/日)★3 演出家の意図した通りのものが作られているとは感じる。すなわち、キャラクタに踏み込まない「浅さ」に徹することで異常性を暴くこと。しかし照明の突出ばかりが目立つ映画だ。藤原竜也林遣都を尾行・監視するシーンはやや面白い。〈覗く-覗かれる〉関係の画面にはサスペンスと笑い、つまり映画性がある。 (3819695)[投票(1)]
風立ちぬ(2013/日)★4 「風立ちぬ、いざ生きめやも」という日本語訳の適否には諸説あるそうだけれども、ともかく、常識的な認識の枠組み内では何らの関係も持たないはずの「風」と「生きること」に何らかの連絡を見出だせずにはおれない感受性において、ポール・ヴァレリー堀辰雄宮崎駿は一直線に連なるのだろうかしらん。 [review] (3819695)[投票(7)]