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Sigenoriyukiさんのお気に入りコメント(3/8)

シンドラーのリスト(1993/米)★5 基本私利の為なシンドラーの複層なキャラ付けがあるにせよ、状況に偏愛するスピルバーグのサディスティック視点の結実こそ肝。ゲットー解体から収容所に至る俯瞰描写のスケールと細緻。その厚みの対極での映画心を揺さぶるシュールな詩情。これは真偉業。 (けにろん)[投票(3)]
オーケストラ・リハーサル(1978/独=伊)★4 なにも映画にしなくても。ただ楽団が喚いているだけの映画。という印象しか残っていなかったものの。 [review] (ALPACA)[投票(3)]
シン・ゴジラ(2016/日)★3 ゴジラ映画としては☆5つ、映画としては☆3つ。アニメキャラの如く、画面の中に実存することのない空疎な人物達は、見る者の思い入れ次第で軽重を変じる。ゴジラそのものはと言えば、オリジナルを発展させたCGトレースが正統の系譜を継承し得た(ように思える)。何も思い入れのない(筈の)子どもらがどう見たのかは、知りたい気がする。 ()[投票(4)]
ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃(1969/日)★2 怪獣島、怪獣島、応答せよ [review] (ペンクロフ)[投票(3)]
宇宙大戦争(1959/日)★4 何の驚きも不思議も感じさせないまま、当たり前のように異星人と開戦していく展開の淡白さが疑問。が、宇宙に飛び出してから俄然盛り上がる。 [review] (おーい粗茶)[投票(2)]
シン・ゴジラ(2016/日)★4 特撮の進歩を確かに感じる迫力があった。それにしても特撮のがんばりに比例して、生身の人間の演技、演出がどんどん臭くなるのは日本の怪獣特撮映画の宿命なのだろうか? [review] (シーチキン)[投票(4)]
シン・ゴジラ(2016/日)★4 キャラクタの造型が純粋である。ある種の映画において「殺人者」は殺人者ゆえに人を殺め、「刑事」は刑事ゆえに捜査をする。その行動は必ずしも心理的根拠を要しない。同じく「巨大不明生物特設災害対策本部」がゴジラ対策に粉骨砕身するのは彼らが巨大不明生物特設災害対策本部の成員だからでしかない。 [review] (3819695)[投票(8)]
キングコング対ゴジラ(1962/日)★4 今あらためて観ると、円谷英二のゴジラシリーズは戦闘シーンが少しかったるい。後の『フランケンシュタイン対地底怪獣』と『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』こそ円谷英二の怪獣プロレスの決定版なのだ。 (万城目ドラッグ)[投票(1)]
クリーピー 偽りの隣人(2016/日)★2 完全に骨抜きにされたライト版『CURE』。「どこまでも行くぞーっ!」からの膝カックン。わたくし、黒沢監督には終わらない負の拡散で世界を滅ぼして欲しいのですが。 [review] (DSCH)[投票(5)]
クリーピー 偽りの隣人(2016/日)★3 本作も、窓やドアの扱い、風に膨らむ白いカーテン、斜面や坂道、高低を意識させる視線とそのミタメ、ノイズ−チョコレートの袋をゴミ箱に捨てる音。落花生をミキサーにかける音! [review] (ゑぎ)[投票(4)]
惑星大戦争 THE WAR IN SPACE(1977/日)★4 浅野ゆう子のエロさに終始微笑み。ワケわからん終わり方も印象さわやか。当時の人々の評価が是非知りたい作品。21世紀に観ればこそ、の、この点数。 ()[投票(3)]
華氏451(1966/英=仏)★3 立ち乗りオープンカーの消防車、ハッチからの梯子階段で乗降するモノレール。プロダクション・デザインがとても格好いい。壁掛けの薄型テレビで視るインタラクティブなドラマショーなんて、未来への先見性が窺われ恐れ入る。 [review] (緑雨)[投票(3)]
原子怪獣現わる(1953/米)★4 ポイントは舌。歩いたり吠えたりするだけでなく、あのチロチロと動く舌が、生物らしくてよいのです。 (空イグアナ)[投票(1)]
シビル・ウォー キャプテン・アメリカ(2016/米)★3 「ソーと、バナー博士は?」「ソーは白いクジラと戦って疲れたそーです。博士は、悪事を暴く特ダネに成功して、アカデミー賞を獲得することに忙しいんだってばなー」。「じゃ誰かヒマそうな奴は?」 [review] (プロキオン14)[投票(1)]
シビル・ウォー キャプテン・アメリカ(2016/米)★3 ヒーロー論は即ちに戦争論にすり替わる危うさを秘めてるなぞとお固いこと言う気もないが、結局は私怨に収束する展開になんじゃ?と思うのだ。CアメリカとWソルジャー絡みの殺陣はマーベル史上最高ランクだが、その他の新参が参戦し単なるバカ騒ぎと化した。 (けにろん)[投票(2)]
野火(2015/日)★3 飢餓がもたらす人心の錯乱と非情。手足がちぎれ、内臓が飛び散る遺体。そんな定型的な描写よりも、ふり注ぐ陽光に輝く白雲と山の稜線や、波のようにうねる常緑の木立が放つ生気と、ぼろ布のような軍服をまとう泥まみれの兵士の髭面との対比に無慈悲な地獄を見た。 [review] (ぽんしゅう)[投票(9)]
野火(2015/日)★4 南方の亜熱帯樹林がデジタルでクリアに捉えられ時に限りなく美しく戦線から離脱した孤絶感を弥増させる。軽い擦過音が聞こえた直後に人体破壊がもたらされる空からの掃射など細部が良い。野火や人肉食の扱いは軽いが市川版より買う。役者塚本が良い。 (けにろん)[投票(4)]
スター・ウォーズ フォースの覚醒(2015/米)★5 核である英雄が失われ、世界が分裂・拡散する時代のスターウオーズ。そして歴史が繰り返される無常。「お約束」と「ファンサービス」がここまで時代性を得て変奏されるのは『ダークナイト』以来・・・という評も狙って作られてると思しき小癪さだが、残念ながら僕はそういうの大好き。遺憾ながら(笑)最高の興業的新作にしてルーカスの神話を相対化する最高のリメイクでもある。 [review] (DSCH)[投票(12)]
アイアムアヒーロー(2015/日)★3 惜しい。ここまでやれるなら、監督の人選さえミスらなければもっと「先」を見せる事が出来たように思う。 [review] (Master)[投票(3)]
進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド(2015/日)★4 驚きのマッチメイクに超満員のスタンドも大興奮!水も滴る良いパイセンと一緒にオイラもグラスを重ね合わせたいわぁ〜! [review] (pom curuze)[投票(1)]