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「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

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青の稲妻(2002/仏=日=韓国=中国)************

★3発展を続ける大同の街と、それとは逆に閉塞状況から抜けだせない少年たち。前作『プラットホーム』よりは前々作『一瞬の夢』に似た味。[ユーロスペース1] [review] (Yasu)[投票]
★52001年の中国の国家規模の変化をニュース映像を通じて跡づけつつ、社会の変化とはいささかの接点もない、結果だけしか求められない無軌道無気力の青年像を交錯させ、見つめ続けるのが痛ましいような亀裂や震撼を画面に走らせる対位法の骨格の太さ。 [review] (ジェリー)[投票(1)]
★3本作は台湾のシャオシェンにタッチが似ていると思った。青春のやるせなさ、踏みとどまることの勇気さえなく流される日常。変わろうとしたときに無常にも体制の規律が邪魔し、、とどこの国でも同じ若者の吐息が聞こえる。 (セント)[投票]
★3「やりたいことをすればいい」。若者にとって何と魅惑的な言葉だろう。しかし、閉塞に覆い尽くされた日常の中で、この甘い囁きを聞くとき若者の心は焦燥感で埋め尽くされる。焦燥は重圧を生み「やりたいこと」は見えず、目の前の「やれること」へと短絡する。 (ぽんしゅう)[投票]
★4切り返しを頑なに拒み続けるキャメラが遂に一線を越えた時、豊饒な映画的情景が現出す。そして続く衝撃のラスト2カット。正直だれ場もあるが支持する。 (赤い戦車)[投票]