★3 | 初期の黒澤映画は演劇というか芝居の支配に無自覚だったが、年を取り多くを把握するにつれ、芝居の支配を意識し、嫌うようになってしまった。芝居への意識と反発のため、変に原作を弄繰り回しては混濁して行ったように映るのだ。 (kiona) | [投票(4)] |
★5 | 映像全体を見てほしい映画。ただただ綺麗な映画。それでいいんじゃない? [review] (chokobo) | [投票(1)] |
★4 | ピーターなかなか気の利いたこと言うじゃねェか。しかし… [Video] [review] (Yasu) | [投票(2)] |
★5 | 様式化された映像美。尚かつ心に突き刺さる人間ドラマ。何なんだこの監督は。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票(4)] |
★4 | 『リア王』の翻案が、なぜ『蜘蛛巣城』に。後者が『マクベス』そのものよりも秀逸だっただけに残念。原田美枝子は山田五十鈴の通俗的なコピーにしか見えない。そもそも、三姉妹を三兄弟にしたときからボタンのかけ違いは始まっていたのでは。 [review] (かける) | [投票(8)] |
★5 | 数多の悲劇のその果てに待つ圧倒的無常感。ここまで来てしまうと他の日本映画とは志が違いすぎて、比較のしようがない。黒澤明が『乱』で到達した境地まで、今後の日本映画は永久に辿り着けないのではなかろうか。 (ペンクロフ) | [投票(8)] |
★3 | きれいだけど、どきどきしない。それに、最後の説明は、なに?そんなに解説するんじゃ、それまでの活劇は、なんだったの? (エピキュリアン) | [投票(1)] |
★4 | 昔の黒澤時代劇には圧倒的な迫力と興奮があったけど、この映画には圧倒的な映像美がある。どのシーンも目を見張るほど美しい。しかも金がかかってるのが良く分かる。合戦シーンもすごい。まぁちょっと長くて退屈した部分はあったけど。 (Ryu-Zen) | [投票] |
★4 | げに恐ろしやぁ。 [review] (あき♪) | [投票] |
★4 | 初めて見たクロサワ。暴力や狂気を美しく撮りあげてあることに驚き、その美しさに感動した。なんでこんなものがロマンチックに見えるのかと驚き、父と初めて映画の話をした。ちょっとオトナになった気がした。 (tredair) | [投票(3)] |
★4 | 残念ですが、それまでの作品に比べて格段にスピード感が落ちているように見えました。熱演の仲代達矢には申し訳ないのですが、三船敏郎のある種の粘度の低さが黒澤明には必要だったように思えます。スピード感というよりはドライブ感があったのは全盛期の作品群、特に『七人の侍』だと思います。 (カレルレン) | [投票(1)] |
★2 | ひたすら長い。ピーターもがんばっていたけど、どうか?と思う。 (ころ阿弥) | [投票] |
★4 | これしかり、蜘蛛巣城しかり。黒澤監督には血沸き肉踊る戦国活劇も撮ってもらいたかった・・・。 [review] (おーい粗茶) | [投票] |
★5 | これを映画という言葉だけで呼ぶことはできない。確固とした映画的土台の上に、他芸術の詩法を貪欲に吸収して築かれた巨大な総合芸術。クロースアップをほとんど使用しない演劇的手法に、今更ながら監督の技量の奥深さを見せつけられる。巨匠のカメラの前には、役者が表情の演技をする必要すらない。 (mal) | [投票(6)] |
★3 | 神様にまで能動的に這い上がっていた黒澤明が神棚というディレクターチェアで魔法の杖を振りかざして撮った映画。黒澤明の才能が城と共に燃え尽きたといっても過言ではない。 [review] (ジャイアント白田) | [投票(4)] |
★3 | 圧倒的なスケール感のもと、人物を名称や色彩によって記号化し、人間の欲や業を視覚的にあぶり出すという企てだろうが、その物量は時代遅れのハリウッド大作のようで古臭い。終盤の「神も仏も」の迷解説も老いてますます説教臭い。救いは原田美枝子と井川比佐志。 (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★5 | 日本映画の中では本物の大作だと思う。そして、それに奢ることなくテーマ、物語がしっかりしていて、たまに無性に観たくなってしまう。 (タモリ) | [投票(1)] |
★4 | 黒澤明は物凄く太い筆を持っていたにも関わらず、80年代の日本は小さな半紙しか用意出来なかった。この差は埋まらないまま残る。永遠に。 [review] (荒馬大介) | [投票(5)] |
★4 | これもまた頂点。日本でこれを実現しうる唯一無二の存在であるという自覚の元に創られたと思われた。 (HAL9000) | [投票] |
★3 | ナイスコンビ。オセロ仲代(白)・オセロピーター(黒) (らーふる当番) | [投票(1)] |
★2 | だだっ広い荒野にたたずむ孤高の巨匠、クロサワ。そう、彼は自らに挑んでくるサムライを求めていたのだ。乱を、3人の息子を。 (chilidog) | [投票] |
★4 | 画家黒澤明の理想を追求し格調高く仕上げた。『影武者』の後作なので衝撃は欠けるが絵巻物(美術品)を鑑賞するよう一見の価値あり。 (斎藤勘解由) | [投票] |