「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
奈緒子(2007/日) |
まあ『奈緒子』というタイトルより『雄介』にするほうが合っているが、場面場面の確実な描写を重ねて1本のしっかりした物語に作り上げられている。秀作である。[シネ・リーブル池袋2] [review] (Yasu) | [投票(1)] | |
人それぞれに違う走りの形(それはまたその人の歩みの形でもある)を、違いは違いとしながらも、素晴らしいロケーションの中、一様に美しくとらえた気持ちのよい画のイメージが強く心に残る佳作。 [review] (ナム太郎) | [投票(1)] | |
藤本七海演じる事件に遭遇した子供時代の奈緒子の狼狽ぶりが実にリアルで、後の笑顔無き奈緒子(上野)の心の凍結に説得力を与えている。唯一、彼女が現実との係わりを感じとる「疾走」を捉えた猪本雅三撮影のランニングシーンのリアルさもまた見事。 [review] (ぽんしゅう) | [投票] | |
「ばらばらになってまた会うために走る。変な競技だ。」という冷静なツッコミに笑った。 [review] (TOMIMORI) | [投票(1)] |