「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
黄金の腕(1955/米) |
見事なスタジオ映画。もう殆どのシーンがスタジオセットでの撮影で演劇的に見える部分もあるけれど、やはりオットー・プレミンジャーらしい縦横無尽なカメラワークが映画の視点を獲得し続ける。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] | |
この映画のシナトラは、『オーシャンと11人の仲間』とは別の味わいがあって、いいですね。 (動物園のクマ) | [投票] | |
街の住人が、みんな下品でがさつで頭が悪そうなところが魅力的。その中にあって、掃き溜めに鶴のキム・ノバク。誰だってエレアノ・パーカーよりこっちの方が良いに決まってる。流麗なカメラワークで、サスペンス風味も程よく効いてうまい。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
見事なまでにロクな連中が出てこないなか頂点に居座るエレノア・パーカーが物語の合理性を担保する。出てきてすぐヤクに手を出す居たたまれなさをトラックアップのケレンが倍加する演出の冴え。笛の反復寸止めがクライマックスを決定付けるダイナミズム。 (けにろん) | [投票(2)] |