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「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

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シリアスマン(2009/米)************

★4確かに何やら「凄味」とでも呼ぶべきほかないものがある。凄味なんて普通は結果的に出ているものであって、狙って出すものではないはずだが、おそらくコーエンはどうすれば凄味が出るかを綿密に計算した上でそれを実行・成功させている。矛盾を承知で云えば、それが彼らの底の浅さであり、底知れなさだ。 [review] (3819695)[投票(3)]
★4いやあ、そりゃあコーエン兄弟がユダヤ人というのも知らなかったし(知ったからってどうということないけれど)、出演俳優が結構みな不細工なのでほんと、シリアスな人間たちの、親近感あふれる悪夢映画でした。 [review] (セント)[投票(1)]
★5自ら進んで悪事を行なう者がいないとは言わないが、まあ少数なわけで、客観的な判断は別にして、むしろ人は自分の行動は正当だと思い込んでいるのだが、道徳や規律や戒律といった自らの外の価値に正当性を求めたとたん、人は自ら自分を狭窄に追い込むという矛盾。 [review] (ぽんしゅう)[投票(2)]
★4コーエン兄弟の『アメリカン・ビューティー』。っていうか『サクリファイス』(<そうか?) [review] (ペペロンチーノ)[投票(2)]
★5ついてない男のスケッチを、得意の一見意味深な無意味ネタで彩ってみせるが、『バーン・アフター』以上の精緻さを獲得した小技の応酬は最早名人芸と言うしかない。緩やかに奈落に向かう顛末は一抹の救いを見せた後一気に終末へ向かう。その乾いた悪意。 (けにろん)[投票(3)]