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「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

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アメリカの影(1960/米)************

★4絶対的に新しい。つまりこの新しさは相対的なものではないということ。画面設計・カッティング・音楽のつけ方の新しさ。また『フェイシズ』を待つまでもなく「顔面」への執着というカサヴェテス的特質が決定的にあらわになっている。とりわけ次男ベン・カールザースの面構えがよい。映画は被写体で決まる。 (3819695)[投票]
★3画面の滑らかな流れやカタルシスの提供といったハリウッド伝統語法がものの見事に軽んじられた。人種差別という重いテーマへの堂々としたアプローチが潔い。人と人の距離の稠密感が特徴的で斬新な画面。ジャズ即興演奏が絶妙にマッチして実にクール。 (ジェリー)[投票]
★5瑞々しい。映画史に残る監督の処女作は決まって瑞々しいものだが、中でもこの映画の瑞々しさ若々しさは特筆に値する。これに比肩しうる処女作ですぐに思い浮かぶものは『市民ケーン』と『勝手にしやがれ』ぐらいだ。 [review] (ゑぎ)[投票(3)]
★3ビート時代のアメリカを知る、最も資料性の高い作品。 [review] (甘崎庵)[投票]
★3いくつかの場面での緊張感が凄まじい。ジャームッシュの『ストレンジャー・ザン・パラダイス』はかなり影響されてると思う。 (赤い戦車)[投票]
★3撮影所システムに拠らないNYインディーズの始祖としての歴史的意義は認めるし実際16ミリや即興のヒリヒリ感を感じもするが、劇作に未だ旧来のシステムに捕らわれている面も感じる。いずれにせよ、問題を丸投げに提議するに留まっているのが喰い足りない。 (けにろん)[投票]