★4 | 組織暴力の突き詰めも、組織と個人の間に作用する緊張力も、徹底的に21世紀的アップデートを遂げたやくざ映画。組織暴力を警察の側から描き、かつ警察組織の骨肉までえぐるストーリーの目配りに震える。マキノ、山下、深作、鈴木、笠原らの先人も快哉を贈るだろう。 (ジェリー) | [投票(1)] |
★3 | 飽きずには観られるが、描き込み不足。 [review] (ナム太郎) | [投票(2)] |
★4 | ヤクザだ、悪徳警官だ、東映だと喧伝するので『県警対組織暴力』を期待したが。まあしかたない。役所の暴走、江口の男気、真木の女気、石橋の狡猾、竹野内の千葉ちゃん、音尾の真珠、滝藤のギョロ目。北野武の「この野郎!バカ野郎!」とは違う正統派の怒号に浸る心地よさ。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(4)] |
★4 | 松阪桃李が役所広司の後継者となるのか。 [review] (甘崎庵) | [投票] |
★4 | 『仁義なき』抗争集団劇として台詞の空隙と役者の弾不足が露呈する前半だが、中焦点多用のカメラの包括性と美術の踏ん張りが救う。終わったかに見えた終盤、俄かに映画は継承物語の文脈を獲得しベタなりの強度を纏い出す。パーティ急襲シーンは本篇の佳境だ。 (けにろん) | [投票(6)] |