★5 | この、映画全体のルックとはちぐはぐなまでのマレーネ・ディートリッヒに対する照明の繊細さこそが映画の演出だと思う。映画で列車が走ることとはこういうことだし、映画で列車が止まることとは、こういうことなのだと思う。 (ゑぎ) | [投票(2)] |
★5 | デートリッヒは人生の勝者だ。 [review] (chokobo) | [投票] |
★3 | 冒頭、長めのオーバーラップを重ねながら駅の雑踏のなか汽車に乗り込む人物が次々に登場。さらに列車内の人物交感に時間が費やされ、やっと動き出した機関車は無秩序な中国人の群れを押し分けながらゆっくり進む。ここまでのミニ・スペクタクルに期待はいや増す。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★4 | ヤサグレ女の純情 [review] (ボイス母) | [投票(2)] |
★5 | それぞれの人物像を物語に沿った自然な言動から浮かびあがらせてゆくのがよい。それにしても上海リリー、なんてイナセな女なんでしょ。 (tredair) | [投票] |
★3 | 焼け木杭に火がつきそでつかないのが女の矜持ゆえだとすれば、身を賭して男を護るのも又矜持。アンナ・メイの矜持が分け入り錯綜するクライマックス。逡巡するディートリッヒを正面から捉えたリー・ガームスの陰影あるショットは篇中の白眉だ。 (けにろん) | [投票] |
★3 | サイレント時代のようなスタンバーグらしい力感溢れるショットは殆ど観られず、わずかに暴動シーンの夜の白煙と逆光が愉しい程度。褒め処はふくよかに撮られたデートリッヒぐらいしかないんだろう。怪鳥のコスチューム着て何故か芹明香に激似。 [review] (寒山拾得) | [投票(1)] |