★4 | これが30年前の「16歳のリアル」。これを抜きにして70年代の邦画は語れないだろうかという試金石。惜しむらくは冒頭の拓郎の歌詞が「すべて」を語ってしまっているのだ。 (sawa:38) | [投票(1)] |
★3 | あのねママ、驚いたわ。この映画ね、少女が自立する成長物語と思いきや、理想の「パパ」探しという超ファザコン映画よ。でもねママ、新人だった色気ゼロ&ロリ顔の高橋洋子の主役抜擢は正解だと思うの。秋吉久美子では色気ありすぎですもの。 (AONI) | [投票(7)] |
★3 | 斎藤耕一の'72〜'73年にかけての『旅の重さ』『約束』『津軽じょんがら節』の三本は神がかってるな。ドラマティックにしようと思えば、いくらでも出来るような内容なのに、敢えて淡々と描いていて印象的。高橋洋子は、これがデビュー作とは思えない自然な存在感。高橋悦史、三國連太郎は余裕の好演。一言もセリフが無いのに、表情だけで全てを表現する岸田今日子がさすが。['08.5.15DVD] (直人) | [投票(3)] |
★3 | 例えば父性を求める平成の少女たちは都市化した居住地と真の大都市の狭間を一見楽しげに行き来しつつ沈殿する。70年代の少女は家を出て彷徨うか、小説世界へ未来を見い出し突進した。正と負の差はあれ高橋洋子と秋吉久美子の鮮烈なデビューは飛翔だった。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(2)] |