★4 | 辛い酷なシーンなのに瞬きできない・・・重ねる悲劇には溢れんばかりの涙が邪魔をして画面が見えない。見据えた未来と知りつつ始める淡い恋は、浮世に集いし者達の鎮魂歌のようでした。 (かっきー) | [投票(1)] |
★4 | なんて真摯なラブロマンス。[Video] [review] (Yasu) | [投票] |
★4 | 男たちは狂気に犯されてしまうが、色は変われど天使は天使のままなのである。あぁ、若尾文子。 (ボヤッキイ) | [投票(1)] |
★3 | 赤い天使は負けたのさ。 [review] (G31) | [投票(7)] |
★4 | 誰もが目を背けたくなるようなものは徹底的にリアルに描き、誰もが見たいと欲するものは巧みに隠して魅了する、これぞ美学。増村保造の美学。 [review] (町田) | [投票(6)] |
★4 | 大戦下の呵責ない野戦病院の凄惨は相当にキツいが、そこまでやらねばこの物語は成立しないという増村のドグマ。極限下に於ける男女のエロスは文子と芦田が虚無と諦観を纏った胆力でガチに拮抗しており本当素晴らしい。一人称「西」がまた萌える。 (けにろん) | [投票] |
★4 | こりゃモノクロにして正解。カラーだと生々しすぎて正視できなかっただろう。増村×若尾の黄金タッグが生み出した傑作のひとつ。 (赤い戦車) | [投票] |
★3 | 西(若尾文子)の彷徨がいささか唐突に見えてしまうのは、背景に戦場というやっかいな舞台を準備してしまったためであろう。男女の「性と死」は殺す殺されるに関らず当事者が選択すべきものであり、有無を言わさぬ死が割り込むと焦点はおのずとぼやける。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★3 | 戦場では兵士は物であり、数に過ぎない。身包みはがれて裸で転がる従軍看護婦の白い遺体。 (鷂) | [投票] |