円谷英二の映画ファンのコメント
さらばラバウル(1954/日) |
男臭い戦記モノにラブ・ロマンスをからめた珍しいカップル向け戦争映画だが、残念ながら二兎を追うものの故事から抜け出せない。米軍貸与の戦闘フィルムの前では、この当時の特撮もさすがに色あせて見えるが、宿敵イエロー・スネークとの死闘はそうは言ってもなかなかの見ものではあった。 (水那岐) | [投票] | |
戦後の東宝戦記映画にしては珍しく後ろ向き。よって独特の緊張感がある。池部良が自らの体育会的思想を考え直すくだりはとても良い。 (ハム) | [投票] |