★4 | 紙巻きタバコを吸う主人公二人と、葉巻を吸う被害者と探偵役は、主人公のかっこいいマッチの擦り方を通じて繋がっていく。ドアや窓、夜道、光のまだらな強弱など、こういう小技はやっぱり観ていて小気味いい。 [review] (動物園のクマ) | [投票(1)] |
★3 | ノワールという言葉でくくられる犯罪映画の典型作品。下品なアンクレットや卑しいアイスティーの飲み方など、志操の低い人物類型の行動が、バーバラ・スタンウィックとフレッド・マクマレー により見事に描写された。危機を感じた瞬間の警戒の身振りが動物さながらだ。 (ジェリー) | [投票(1)] |
★4 | ハードボイルドというよりもファム・ファタール(悪女)ものの走り。レイモンド・チャンドラーが脚本に参加している。『深夜の告白』がオープニングに語られ、そこで結末が明かされるという手法に面食らうが、そこはさすがワイルダー、男と女の心情の変化をメインに、緊張感を損なわない。 (モモ★ラッチ) | [投票(2)] |
★4 | ワイルダー唯一のフィルム・ノワール。スタンウィックの悪女ぶりが凄い。 (丹下左膳) | [投票] |
★4 | バーバラ・スタンウィックがとんでもない悪女なのでちょっとフレッド・マクマレーに同情してしまう。名推理が冴え渡るエドワード・G・ロビンソンもいい。 (パピヨン) | [投票] |
★4 | それにしても、ワイルダー監督って、本当に良くハリウッドのシステムを知っていたんでしょう。彼でなければこの作品は製作自体が出来なかったと思います。 [review] (甘崎庵) | [投票(1)] |
★4 | フレッド・マクマレーがなぜ、危険な橋を渡るのかという点の説得力が弱い。バーバラ・スタンウィックとのアレがよほどいいんだろうな。 (黒魔羅) | [投票(2)] |
★4 | ネフの暑苦しい表情がいいね。86/100 (たろ) | [投票] |
★4 | すばらしいミステリーを読んでいる感のあるいい映画だ。ミステリーでいう倒叙ものなのだが、次から次へとスリルがあり、一人の女の愛の物語にまで結晶している。まさに、チャンドラーの世界だと思ったら、脚色に参加してたんだね。これは脚色賞です。 (セント) | [投票(1)] |
★4 | でもどうして列車での事故だと倍の支払いなんだろう? (ボヤッキイ) | [投票] |
★5 | 自分の不幸をペラペラ喋る女には、大概ろくな奴がいない。 (Lycaon) | [投票(1)] |
★4 | ファムファタールに拮抗するハードボイルドはワイルダー流の語りの澱みなさのまえに雲散する。ただ、それはそれで流れを担うG・ロビンソンの妙演もあり愉しくもある。振り切ったが再度の攻めで敢無く篭絡される肝を更なる粘度で描けてればと思うが。 (けにろん) | [投票] |
★4 | 犯行手口は甘いんじゃない?という気はするけど、回想形式からも分かる通り、メインは犯罪じゃなくて演出。 (mal) | [投票(2)] |