「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
この自由な世界で(2007/英=独=伊=スペイン=ポーランド) |
確かに「現実」に似た映画ではあるのかもしれない。いろいろと考えさせられる、心を締めつけられる。このような現実のキツさに挑んだ映画を撮り続けるローチの良心こそ、いま世界が必要としているものだとさえ思う。しかしこの映画は具体性を欠いている。抽象的だ。 [review] (3819695) | [投票(2)] | |
「自由」とは自分の好きなようにしていいという意味ではない。自由であるが故のリスクも責任もつきまとうのである。[シネ・アミューズ・ウェスト] [review] (Yasu) | [投票(1)] | |
ケン・ローチの視点は、冷静さを失った者を冷静に見つめている気がする。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(1)] | |
本作は現実であり可愛らしいディストピアSFではなく容赦なく観客をペシャンコにする。現代映画のひとつの典型であり、ジャームッシュもカウリスマキもダルデンヌ兄弟も、撮り続けているのは本作の応用編なんだろうと感じさせられるど真ん中。 [review] (寒山拾得) | [投票] |