「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
草の上の昼食(1959/仏) |
『ピクニック』や『河』にも通じる木と流水のアニミズム。枝や藻のざわざわした動きで生命の蠢きが表現される。均整の取れたスリムな体つきの女たちが排除され、画面に残るのは太腿や二の腕のたくましい女たちばかり。万葉集東歌にも似た欲望肯定の意志があらわだ。 (ジェリー) | [投票] | |
ルノワールが何度も見せてきた追いかけっこの終着点。そこでもやはり生の喜びが大爆発。ルノワール万歳!! (tomcot) | [投票(1)] | |
これまた、恋はすばらしい。 (動物園のクマ) | [投票] | |
艶笑ドタバタシーンとステレオタイプな人物設定についていけない。せめて森の中の追いかけっこを、(中途半端なダンスではなく)もうちょっとミュージカル風味を強めた仕上げにしてもらいたかった。『気狂いピエロ』の例のシーンみたく。 (tredair) | [投票] | |
映画ならではの蛮行満載。ルノワールは絶対に「上品」な作家などではない。ゆえに素晴らしい。 (赤い戦車) | [投票] |