「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
愛に関する短いフィルム(1988/ポーランド) |
弱き者としての人間が、凄愴なまでの滑稽さと愛すべき痛ましさをもって描かれる。ありえない話をぬけぬけと描きぬきつつも、孤独の様相だけは恐ろしく正確に描写されている奇跡。「自分を見つめる自分」という離人症の感覚はこの後『ふたりのベロニカ』に力強く結実していく。 (ジェリー) | [投票(1)] | |
「見つめ」「見つめられる」ことの快さとやるせなさ。まさしく映画における愛の本質を描いた作品。『裏窓』的窃視趣味を扱った映画は沢山あるけれど、これ程に計算された繊細な演出は他の追随を許さないのではないか。ある意味『裏窓』以上にスリリングだ。「見つめる」主体を逆転させていく展開がいい。またローキーの画面が美しい。 (ゑぎ) | [投票] | |
誰が何と言おうと「これは純愛だ。」と感じた。 [review] (tredair) | [投票(1)] | |
女性がちょっと都合よすぎるキャラのような。演出自体は良かった。 (赤い戦車) | [投票] |