★3 | 海外特派員(1940/英) | ここまでやるか、ヒッチコック。ストーリー上の無理はないが、サスペンス、スリル、ショックが休む間もなく出て来て、宣伝用にいいスチールが一杯出来たに違いない。観終わって、少し疲れました。ラレイン・デイが頗る可愛い。古き良き英国の娘だ。 | [投票] |
★5 | 荒野の処刑(1975/伊) | 原題を確認してビックリ。「黙示録の四騎士」と凄いタイトルだ。そう言えば「活けるキリスト教徒」一行とか、意味ありなゴーストタウンとか、そして音楽は、普通のマカロニらしくなくPOP調で乾いた感じだ。(乾いた感じが宗教的かと言われると・・・?だけどね)
[review] | [投票] |
★3 | 沈黙の執行人(2014/米) | 英語の他に「好男人」というタイトルが、ちらっと出る。いよいよ、中国進出か?物語の幾つかの仕掛けが、生かし切れているのかいないのかよく分からないのが、‘沈黙’らしい。いつも新しいワザを見せてくれるが、今回は仕込み刀(日本刀)が見事です。 | [投票] |
★4 | ボーダー(1981/米) | この作品は物語の面白さも有るが、主人公の造形(キャラ)が秀逸だ。そして、主題歌 'Across the Borderline’と挿入歌のロックの ‘Too late skin game’が佳い。詞も曲も最高だ。
[review] | [投票(1)] |
★4 | ヤコブへの手紙(2009/フィンランド) | 実に端正な映画だ。前半は少し眠たくもなるが、後半は急展開し、俄然面白くなる。よく分からない所も有るが、人の心なんてすべてが分かるものではないと思う。だからこそ、1人でも心を通わせれる人がいれば、生きて行けるのだとも思う。 | [投票] |
★3 | ICHIGEKI 一撃(2004/米) | 今回の舞台はポーランドだが、相も変わらず、地元の映画配給会社、製作会社の名前がクレジットに連なる(誉め言葉ですよ)。さて、日本びいきのオヤジは、娼婦の館の日本の間で敵を迎え射ち、日本刀に似た刀で三船ばりに敵と対峙する。素晴しい。 | [投票] |
★3 | モリーズ・ゲーム(2017/米) | やっぱり1人の天才だろう。目の前に障害又失敗があっても突き進んで行けるのも、天才だからだ。凡人は壁に当たれば引いておとなしくしていて、終わりだ。娘として父と話するシーンが良かったが、話の中で浮いてしまったようで残念だ。 | [投票] |
★3 | ワンダー 君は太陽(2017/米) | 辛口批評。話が出来過ぎ。物語自体も、設定を変えれば、他の話でも使えそうだ。ただ、丁寧な語り口には好感。この語り口で、この家庭が、こういう家庭になるまでの(あったに違いない)ハードな日々が見たかった。 | [投票] |
★4 | 憎いあンちくしょう(1962/日) | 何とも慌ただしいロードムービー。でも各地を押さえているので、良し。今も昔も変わらないマスコミ。小池朝雄が悪役でないのは違和感がある(ファンの方すみません)。最近では見られない流れる汗、照り付ける太陽。テーマも分かり易く、よくまとまった良作。 | [投票(1)] |
★4 | 6才のボクが、大人になるまで。(2014/米) | 誰もが経験する個人的な大事件(引越し、けんか、進路、規則破り・・・)が起きる。だから誰もが違和感なく、スーッと入っていける共感度の高い作品だ。 [review] | [投票(1)] |
★3 | ブレイクアウト(1975/米) | 全く鮮やかさの無い脱出劇。あらすじを読むと、実話とか。もっと脚色したらよかったのに。というか、70年代では、斬新だったのかも。歴史的価値を認めて、3点。ところで、あのデブの人世は何だったんだ?カワイソー! | [投票] |
★4 | 市川馬五郎一座顛末記 浮草日記(1955/日) | 東野主役の映画は初めて観たー黄門は別。いい役者だ。それと本作は津島恵子の魅力が一杯。演出もさることながら、津島の実力を見せた。しあわせの歌♪幸せはおいらの願い♪は、昔労働歌と知らなくてよく歌った。しあわせのうた♪東に住む人は♪ではないよ。 | [投票(1)] |
★4 | 荒武者キートン(1923/米) | キートン版「ロミオとジュリエット」。おもちゃのように可愛い蒸気機関車が、私的には気に入っている。最後の最後、負けないぞというキートンの反骨精神が良い。ラストも滝も機関車も、チャップリンならこんな処理にはしないだろう。やはり、キートンだ。 | [投票] |
★3 | 奪還 DAKKAN アルカトラズ(2002/米=独) | 53歳の女判事へのセクハラ発言が酷い。セガール物の良所は、社会的弱者(白人男以外)が多数出演すること。今回は普通では中々役が回ってこないオバさん2人が主要な役で出演する(1人が上記)。これからも頑張って欲しい。 | [投票] |
★3 | 残穢 住んではいけない部屋(2015/日) | 原作既読。あの詳細な物語をよくまとめたが、映像化すると普通のホラー映画になったのは残念。今迄とは少し視点が異なる原作のコワさが出ていなかったように思う。単に物語だけを追っても、そのコワさは出て来ない。映像化難の小説か。 | [投票] |
★3 | オデッセイ(2015/米) | 知っている人もおられるだろうが、‘(冒険野郎)マクガイバー’という米ドラマがある。手近に有るものを使って、危機を回避するスパイの話だが、化学、物理等広範な知識が紹介される。本作は‘マクガイバー’のよりリアルな宇宙版といえる。 [review] | [投票(1)] |
★4 | ガンマン無頼(1966/伊=スペイン) | ネロの‘続・荒野’以後の第1作。まず思ったのは、景色に緑が多い事。マカロニは、メキシコに似ていると北スペインで多く撮影したが、これは何処だろう?また音楽が意欲的。通常のペット、エレキ、ギターに加えパンジョー、オルガンも聞かせる。捨て難い1作だ。 | [投票] |
★3 | ジョン・ウィック:チャプター2(2017/米) | シリーズものにする為、周りの世界を急拵えしたみたい。ホテルだけは最初から考えていたようだ。コンチネンタル・ローマの支配人が貫録だと思ったら、フランコ・ネロだ。聴覚障碍者[最近はchallengedという]アレスが気になる。シリーズ最終話は4点にしようか。 | [投票] |
★3 | 弾突 DANTOTSU(2008/米) | 今回の無敵オヤジ、教会で殊勝に反省するが、いつしかいつも通り、態度が横柄になっている。ストーリィは破綻なくロマンもあり、3点を献上するが、映っているメインの俳優以外がボーっとしているのは何とかなりませんかね。 | [投票] |
★3 | 外人部隊フォスター少佐の栄光(1977/英) | 全体にチグハグ。まとめ切れない監督が悪いのか? でも3.5点。 [review] | [投票] |