★5 | トゥモロー・ワールド(2006/米) | なかなか難解な映画だが、映像の美しさに加えて展開が面白く何度も繰り返し見てしまった。恐ろしく荒廃した世界が不思議なほどリアルに迫ってくる。非常にハードな映画である。 | [投票] |
★5 | グエムル 漢江の怪物(2006/韓国) | コンセントにクリップかー、良く覚えておこう。最初から最後まで本当にいろいろな切り口での見せ方があって非常に面白い。日本の映画でこのレベルに達しているのが何割あるだろうか。 | [投票] |
★5 | 007 スペクター(2015/米=英) | 今作は前置きなしで例のガンバレルビューが登場し、それだけで気分が盛り上がる。敵や味方のチェックが所々妙に甘いところとか、悪の親玉がボンドを苦しめる理由が「え?そんな程度のこと?」だったりする問題はあるが、豪華で美麗な映像に釘付け間違いなしだ。 | [投票] |
★5 | ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009/米) | こんな不真面目な映画でも真剣に小ネタを繰り出して、時間も100分くらいでまとめていく映画作りはすごい。いくら何でもこんなことはあり得ない状況だけど、酒を飲んで記憶をなくした人なら可能性はゼロではないと思わせるのがうまい。 | [投票] |
★5 | ラスト・ナイツ(2015/米) | 悪夢の作品「キャシャーン」から11年。間にそこそこ見られる「GOEMON」をはさみつつ、一気にジャンプアップした紀里谷監督。CG臭を排した映像に、くどくどしさのなくなった台詞回しはとてもいい。クライブ・オーウェンの雰囲気に伊原剛志も負けていなくてなんかうれしくなった。 [review] | [投票] |
★5 | デスペラード(1995/コロンビア) | よほど男前でないとこのロン毛は似合わない。しかし助っ人二人登場シーンの奇天烈さは、なかなかこれを超えるアホらしい話はないのではないかと思われる。悪の親分がちょっとウッチャンに似てておかしい。ていうか、映画全体がおかしい。 | [投票] |
★5 | パニッシャー(2004/米=独) | 肉弾戦で押し切るだけの主人公かと思ったら、意外にはかりごともやったりする一面も。ボロクソに人が死にすぎるのと残酷な描写の多いのが難点だが、結構面白かった。アパートの隣人三人もいい味を出している。だが、吹き出した水道栓はあのままでいいのか?アパートの修理代とかものすごく気になって仕方なかった。 | [投票] |
★5 | リプリー(1999/米) | マット・デイモンの演技巧者ぶりが冴え渡る。「太陽がいっぱい」より勝っているのではという気もする。 | [投票] |
★5 | 座頭市物語(1962/日) | 強烈な雰囲気を放つ勝新太郎という俳優に視線はクギ付けになる。彼の前では痩身の役作りをした天知茂の美貌も霞んで見える。二度とこんな俳優は現れまいなと、勝新の出てくる映画を見るたびそんな感想しか出てこないような気もする。
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★5 | マチルダ(1996/米) | 校長が最後までギャグとしか思えない救いようもなく悪いやつなんだけど、突き抜けすぎていて笑える。家族もろくでなしで出口のない状況だが、最後はスカッと爽快なのがいい。けど、あの家族、あれでいいのか? | [投票] |
★5 | メランコリア(2011/デンマーク=スウェーデン=仏=独) | マックス・エルンストの画集を見るような、耽美的に静かな崩壊の物語。当然ながら万人受するわけもなく、試写会でどんな反応だったのか想像するとなんだか怖い。この映画に関してはキルティン・ダンストの虚ろな表情がすごく活きていると思う。 | [投票] |
★5 | ゼロ・ダーク・サーティ(2012/米) | CIA、アメリカ、テロリスト、映画の製作者、それを楽しんで見ている我々。全員間違いなく地獄行きだ。皆平等に罪深い。分かりきったことだが絶対の正義などなく、絶対の悪などない。どうして自分を守るために他人を傷つけて、それは永遠に止まることがないのだろうか。 | [投票] |
★5 | ラスベガスをぶっつぶせ(2008/米) | 骨格はよくあるタイプの青春サクセスストーリーなんだけど、オチもなかなか気が利いていて爽やかにできている。しかし、大勝ちしだしたらいちゃもんつけてくるカジノ側って卑怯だよな。 | [投票] |
★5 | Vフォー・ヴェンデッタ(2005/米=独) | どういうわけか今まで敬遠していたのだが、その映像美には感嘆したし、監督がW兄弟と後から知ってさらに驚いた。独裁社会の設定が少々緩めだが、最後まで緊張感の持続するストーリーはすごい。 | [投票] |
★5 | ファイナル・デスティネーション(2000/米) | 単調な順番殺人カードゲームに陥っていないのが新味。ファイナルデッドブリッジを見るなら必見。 | [投票] |
★5 | ファイナル・デッドブリッジ(2011/米) | グロいシーンはたくさんあるし、ストーリー展開も斬新とは言い難いけど、きれいにまとまっている。シリーズものだとは思わなかったので、1から見て見たい。 | [投票] |
★5 | ビューティフル・マインド(2001/米) | 工学部数学科の連中はおおむね独特の雰囲気を放っていたが、さすがにノーベル賞を取るような数学者となると筋金が入っている。劇中語られる「脳が人より2倍あるから、心は半分しかない」という言葉になる程納得。それにしてもラッセル・クロウの演技は凄まじい。 | [投票] |
★5 | グッドフェローズ(1990/米) | 「全然グッドちゃうやん」と、見当違いなツッコミをしながら見たが、こんな連中は仕事仲間にしたくないもんだと思うことしきりであった。レイ・リオッタってなんでこんな評価されているんだろうと今まで思っていたが、この映画を見て理由がわかった。 | [投票] |
★5 | ザ・シューター 極大射程(2007/米=カナダ) | 「究極兵士を作ったら、手に負えなくなってしまった」という背景はボーンシリーズにも通じるが、そこに加えて「必殺シリーズ」的テイストも絡めてなかなか面白い物語になっている。アメリカ人もこんなの好きなんだねー。 | [投票] |
★5 | ナイトクローラー(2014/米) | [ネタバレ?(Y2:N3)] ノリにノってるジェイク・ギレンホールだが、聞きしにまさるろくでなしを見事に演じていて感服した。刺激的な映像を撮るためなら手段を選ばないカメラマンに、倫理観なんてすっ飛ばすテレビ局と、ありがちな舞台裏を描いた映画だけど、因果応報とはならずに後味悪く終わるところも最高。 | [投票] |