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junojunaさんのお気に入りコメント(1/8)

コクリコ坂から(2011/日)★3 感心はするが、感動はしない。キャラクターにほとんど生理らしい生理を感じない。幾ら頬がピンクに染まっても、大粒の涙を零しても、記号以上の「意味」という理解の範疇を食み出す生理が匂わない。端的に言って、作品世界への、キャラクターへの愛(情熱)が乏しい、寂しい映画。 [review] ()[投票(9)]
仕立て屋の恋(1989/仏)★5 主人公の一途な恋が淡々と描かれるだけに、せつなさが胸にずしりと響いてくる。『髪結いの亭主』といい、パトリス・ルコントは狂気と正常が紙一重の男を描かせると右に出るものはいないのではないか。 (ことは)[投票(9)]
仕立て屋の恋(1989/仏)★4 禿げ頭でさえ美しく撮ってしまうのが「フランス映画」。そして崩壊するフェチとは・・・ [review] (sawa:38)[投票(10)]
刑事物語(1982/日)★4 街並みも隠れた主役の一人。知らない街なのに懐かしい感じ。 ()[投票(2)]
刑事物語(1982/日)★4 初めてTVで観たときはジャッキー・チェンと互角なんじゃないかと思ったが、それは絶対あり得ない。が、ジャッキー映画の平均点と刑事物語シリーズの平均点なら互角かも。もっと人気シリーズになってほしかった。 (ビビビ)[投票(2)]
刑事物語(1982/日)★4 吉田拓郎が歌う「唇をかみしめて」は私のカラオケの定番ソングです(一般用だけど)。 [review] (甘崎庵)[投票(3)]
アラバマ物語(1962/米)★3 ペックのオスカー受賞作。しかもアメリカ映画史に残るヒーロー像とされている、なんてとんでもなく私には合わない代物かと食わず嫌いというか偏見というかがあったのですが、悪くはないですね。 [review] (ゑぎ)[投票(3)]
風の谷のナウシカ(1984/日)★4 この作品公開以前と以降とで日本のアニメ界が変わってしまってたと言っても過言ではないエポック的作品。良く練られて創造された作品世界やテーマが秀逸な上にナウシカの性格やメーヴェなどのデザインまで繊細に考えられた優れた作品。アニメと侮るなかれ。 [review] (TOBBY)[投票(7)]
風の谷のナウシカ(1984/日)★4 宮崎駿の想像力が客を圧倒する力を持っていた頃、確かに『風の谷のナウシカ』は誰も見たことのないものを見せてくれた。 [review] (ペンクロフ)[投票(19)]
風の谷のナウシカ(1984/日)★5 作中の「ランラン」よりも耳に残る安田成美の天から授かったメルヘンチック&ファンタジックな浮世離れした歌唱力がこの作品に奥行きを出させた事実と、それを計算に入れていた宮崎駿の神懸かり的な演出がこの時一番輝いていたという事にジブリストのみならず万人が認めるはず。見事だ! [review] (ジャイアント白田)[投票(8)]
ラストタンゴ・イン・パリ(1972/伊=仏)★5 映像詩人 と 古都にまつわるエトセトラ [review] (いくけん)[投票(11)]
間違えられた男(1956/米)★3 Wrong――「間違い」、「不正」、「陥れる」。 [review] (煽尼采)[投票(2)]
魚影の群れ(1983/日)★4 ワンシーン・ワンカット。そしてやっぱり夏目雅子。 (とんとん)[投票(2)]
ラルジャン(1983/スイス=仏)★2 結局、容赦ない非人間性に徹するこの演出の極限の簡潔さに「峻酷」「冷厳」「苛烈」等々の畏れを覚えるには、観客自身の人間的な眼差しが前提になる。僕のように非人間的な観客には、機械人形の所作でも眺めているような無関心の眼差ししか保持できない。 [review] (煽尼采)[投票(2)]
ラルジャン(1983/スイス=仏)★5 ブレッソンはトルストイと全く逆の方法で、見事に神話を、あるいは奇跡をフィルムの上に創った。 [review] (ALPACA)[投票(9)]
フィッシャー・キング(1991/米)★3 いかにもテリー・ギリアムらしい、とても大げさな演出が横溢する。しかし、イマイチ映画的な画面じゃないと思いながらも、どこか可愛らしさがあり赦してしまうのだ。ただ矢張り中途半端だということは云えると思う。 [review] (ゑぎ)[投票(3)]
フィッシャー・キング(1991/米)★3 ここでの評価が高いので見てみたのですが、友情ものとしても、ラブストーリーとしても中途半端、私にはこの映画は合いませんでした。それにしても・・・ [review] (ザザッティ)[投票(3)]
フィッシャー・キング(1991/米)★3 無差別銃撃やら落伍者やら深刻さを装うわりに、真に不幸と向き合わない「手加減」が邪魔をして、ジャック(ジェフ・ブリッジズ)の悔悟やパリー(ロビン・ウィリアムズ)の傷の深さが安っぽいご都合主義に堕する。多幸感溢れるダンスシーンが唯一の救い。 (ぽんしゅう)[投票(2)]
フィッシャー・キング(1991/米)★3 良い物語とは思うのに涙腺は全く刺激されず。ギリアム特有のクセとムラがあり過ぎるカメラワーク(不信感を抱かせるフレーミングが多い)が感情移入を阻害する。「美しいシーン」と「美しい画面」は別物だと痛感。 (Lostie)[投票(2)]
スケアクロウ(1973/米)★5 暴力や笑われることでしか世間と意思疎通できない男たち。誰も信じられない粗暴者を「悪」と言い切れるだろうか。笑われることで平穏を確保する道化者が「善」なのだろうか。二人は友情など通り越して、互いに依存し合う関係になっている。心の傷は深く痛々しい。 (ぽんしゅう)[投票(12)]