inaさんのお気に入りコメント(150/162)
グリーン・デスティニー(2000/米=中国) | review] (cinecine団) | 不自然な吊りを許すか?(又は私は如何にして偏見を捨てて「臥虎藏龍」を愛すようになったのか) [[投票(25)] |
勝手にしやがれ(1959/仏) | 戦艦ポチョムキン』から「当時の革新性」を引いたら何も残らないが、この作品の場合は何かが残る。きっと「これからの作家達」が見続けているのでしょう。 (sawa:38) | 『[投票(3)] |
千と千尋の神隠し(2001/日) | review] (るぱぱ) | テクニック以前にこれが白紙の上に「描かれた」世界であることに驚愕できる。「評価できない」というのなら「そりゃ可哀想に」と応えてあげたい。 [[投票(11)] |
ロスト・ハイウェイ(1997/米) | review] (カフカのすあま) | 「赤い部屋」から始まる物語。どこにいようが、誰になろうが、「じぶんの中の事実」はあとをつけてくる。 [[投票(7)] |
突撃(1957/米) | review] (さなぎ) | タテとヨコのエクスタシー。 [[投票(6)] |
アイズ ワイド シャット(1999/米) | エピキュリアン) | 冒頭。トイレから居間まで、さっそく監督得意の超スムースな後退移動。それだけでもうウットリ。ステディカムの流れるような動きと、すごい濃度の光。もうづうっと観ていたい。臭いまでしそうなフィルム。撮影監督としての キューブリックの才能を楽しむ逸品。 ([投票(3)] |
その男、凶暴につき(1989/日) | エピキュリアン) | 流れ弾にあたる通行人、屋上からぶらり下がりナイフで切られる指、真っ白なやくざのオフィス、歩き続ける男、痛みや恐怖に麻痺した表情。そして、路上生活者の顔のアップから中学生の部屋までのすばらしいオープニング。一生忘れられないシーンがいっぱいある。 ([投票(9)] |
青いパパイヤの香り(1993/仏=ベトナム) | エピキュリアン) | 冒頭の長回しに、ノックアウト。パパイヤをさくさく切ったり炒めたものをその上にのせたりの調理のシーン、作曲家のピアノの部屋の調度が仏植民地ならではの不思議な美しさ。で、ドビュッシーの楽譜。それに見入るヒロイン。なんだろう、この時間の濃さは・・・。 ([投票(4)] |
あの夏、いちばん静かな海。(1991/日) | エピキュリアン) | 映像だけで物語を語る、っていう映画の基本を鮮やかなラブストーリーにした傑作。北野武という監督が、見る人の「眼」を信頼しているのが伝わってきて、涙が出そうになる。防波堤から自転車が落ちるとこ、大好き。 ([投票(7)] |
クーリンチェ少年殺人事件(1991/台湾) | エピキュリアン) | 知的な純粋さと、傲慢な鈍感さって、裏表だったんだ。ということを、まるで昆虫を観察するように冷徹に描いた傑作。情報を得た、のではなく、体験しちゃった感じ。すごい! ([投票(1)] |
天国と地獄(1963/日) | エピキュリアン) | よく、あんなロケーションみつけたなあ、と思う。あのモダンな家と、眼下のスラム。その世界の構成が、もうすべてを表しているって感じ。なんか、横浜っぽいなあ、と感じるのは、私だけか。こういう大きな空間を、ぱっと作ってしまうところに、脱帽。 ([投票(10)] |
紅夢(1991/中国=香港) | エピキュリアン) | 監督は提灯の赤が撮りたかったそうだけど、その色に、ほんとうに様々な感情が去来して美しい。コン・リーすばらしい。そして、見せない、ということを心にくいまでにできるイーモウさんでした。 ([投票(2)] |
ミラーズ・クロッシング(1990/米) | エピキュリアン) | 部屋のなかではカメラが、だいたい膝のあたりの高さなのかなあ?それが、上目遣いで、臆病なくせに人をじろじろ見ている感じがして、ぞくぞくする。いやーな予感に満ちたまま、話が進んでゆく怖さと快感。 ([投票(3)] |
雨月物語(1953/日) | エピキュリアン) | 京まち子が、足首をちらと見せたとき、やばい、という感じと、この女の全てが知りたい、という思いが、同時に立ち上る。そこからは、もう後には戻れない。こんなに美しくて恐ろしいサスペンスは、ちょっと他にない。 ([投票(1)] |
気狂いピエロ(1965/仏) | エピキュリアン) | 人生を哲学的に思考するからだには、チンピラの格好や態度がいちばんふさわしい、ということを、目に見えるように示してくれた。でも、それを言葉にしようとすると、元も子もなく困難なんだけど(笑)。身も心も新しく目覚めるような気持ちになる映画です。 ([投票(3)] |
仁義なき戦い(1973/日) | エピキュリアン) | なんてカメラがうまいこと。このぐらい、自由自在に群衆や人間の生態に迫れた時代があったんだなあ、と感心。そういえばNHKアーカイブで「新日本紀行」などのドキュメンタリーを改めて観て、当時のカメラのうまさに愕然。どうなってるんだろう。 ([投票(6)] |
ミツバチのささやき(1972/スペイン) | エピキュリアン) | 子供が感じるもの、見えるもの、聞こえるもの、そして子供には感じも見えも聞こえもしないし、想像も予測もできないもので、すべての画面が出来ているのだろう。父の存在を中心に 大人はそこを訪れる他者としてかかれている。天才的。 ([投票(3)] |
ポセイドン・アドベンチャー(1972/米) | エピキュリアン) | 丁寧に良くできていると思いました。船内だけに世界を限って、登場人物たちの主観にしたがった演出は、成功したとおもいます。また、すべて逆さまの世界、というもの、すごく映画的だと思いました。さいごのコントラストも、すばらしい。 ([投票(1)] |
スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス(1999/米) | tredair) | プリンセス役をとうとう本当に美しい人が担当することになった、ということについては、これまでのシリーズに対する真摯な反省の様がうかがわれる。 ([投票(23)] |
奇跡の海(1996/デンマーク=スウェーデン=仏=オランダ=ノルウェー=アイスランド) | review] (muffler&silencer[消音装置]) | 波間と行間―シモーヌ・ヴェイユの思想の実践者第一号、ここに現る。 [[投票(9)] |