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町田さんの人気コメント: 投票数順(35/50)

人気コメント投票者
★4ヴェラ・ドレイク(2004/英=仏=ニュージーランド)この圧倒的な赦しを前にして、私は幾らかの戸惑いを感じた。未だ青臭い私はカタルシスを求めていたのである。私は私の狭量さに恥じ入った。 [review]セント[投票(1)]
★3女が階段を上る時(1960/日)状況説明や結果報告に終始して、心理の深部を抉ろうとしない菊島隆三の脚本が薄っぺらくてつまらない。川島に撮らせた『花影』同様、失敗作と思う。タイトルや、タイトルバックばかり着飾っても、こんな中身じゃお里が知れるぜ。 [review]3WA.C[投票(1)]
★3迷宮の女(2003/仏)多重人格を扱ったB級心理医学サスペンス。逢坂剛の同系小説のファンという方にはお薦め。サイコロや神話と云ったモチーフ、役者の演技力、複線の張り方と回収については感心させられるも、それを映像として表現するセンスがイマイチなんで、胸を張って褒める気にはなれない。Madoka[投票(1)]
★4兵隊やくざ 殴り込み(1967/日)軍旗と仁義とスカトロジー。 [review]sawa:38[投票(1)]
★5メリンダとメリンダ(2004/米)ランプと連弾。 [review]けにろん[投票(1)]
★3千姫と秀頼(1961/日)何より東野英二郎が演じる徳川家康が絶品である。臣下の諫言を聞き流すシーンなど身震いがする。坂崎出羽守を演じた平幹と、本多正純の菅貫も熱演で鋭い存在感を発していた。歌わないひばりと嗚咽するちゃん、殺陣の未熟なさんはやや魅力が薄い。いずれにせよマキノに歴史劇は向かないね。けにろん[投票(1)]
★3肌の隙間(2004/日)言葉を持たない女と意志薄弱な男、動物的性交、水・魚というイメージは、盆地版『魚と寝る女』かと思わせるが、不二子の演技を含め余りに一本調子の為観ていてしんどい。青年の腹に刻まれた”肌の隙間”についての更に踏み込んだ描写が欲しかった。ぽんしゅう[投票(1)]
★5吶喊(1975/日)僕は僕だよ、君は君さ。 圧倒的な持久力と、クセになりそうなキャスティングで魅せる、和製戦争映画の、置き忘れられた傑作。今こそ再評価を! [review]ぽんしゅう[投票(1)]
★4大学の山賊たち(1960/日)ちっきしょ〜、ばっきゃろ〜山崎努佐藤允江原達怡ミッキー・カーチス・・・吠えまくる男性陣の絵ヅラの汚さが素晴らしい。笹るみ子横山道代のアホっぷりも笑える。中丸忠雄XXX設定も愉快。上原謙のサイレント芝居も可愛らしく越路吹雪のリズム感の良さにも驚愕した。後半、焦点がボケてしまうのが惜しい。水那岐[投票(1)]
★5若い娘たち(1958/日)ベタな話だが、私も、過剰な自意識で幾つもの恋愛をフイにし続けているクチなんで、ちょっと身につまされた。それにしてもなんて地味な表題。絶対これで損してる。正当評価の待たれる喜八的ラブコメディの秀作。 [review]死ぬまでシネマ[投票(1)]
★3靴に恋して(2002/スペイン)それぞれに独立したエピソードの、到底有機的とは云えぬ絡ませ方に、ある種の強引さや偏執さを感じたし、モノローグで総括するエンディングや扇情的な音楽の使い方も安直に思えたのだが、流石アルモドバルのスペインである、新鋭ラモン・サラサールは、女性心理描写に於いて突出した才気を示している。とりわけ序盤の地下鉄までのシークェンスは圧巻だった。モノリス砥石[投票(1)]
★3さよなら、さよならハリウッド(2002/米)夫婦、親子、映画監督とキャメラマン或いはプロデューサー。目が見えないことではなく、視線が交わらないこと、それこそが克服されるべき最も重要な障害なのだ。後期ドライヤーのコメディ変奏と云ったら言い過ぎだろうが、軽く笑え、中々に深い、アレン的佳作。ぽんしゅう[投票(1)]
★3ボン・ヴォヤージュ(2003/仏)良く弾み、音を立てるフランス映画の、白い贅肉。漫画かアニメ程度の浅くて薄い話だが、そこそこ愉しめる。わっこ[投票(1)]
★3コースト・ガード(2002/韓国)社会的メッセージと、ミステリ/スリラー的趣向の所為で、従来のギドク節が四散し、エグイだけの悲惨な作品になってしまった。 [review]ぽんしゅう[投票(1)]
★3いぬのえいが(2004/日)甥っ子使って『瞼の犬』か。犬童、画力は衰えてないが、今回はその〆方じゃあかんだろう。最初のミュージカルとCMはX、宮崎あおいのもベタ過ぎて恥ずかしさが先立ったが、田中要次のは面白かったな。川平慈英と荒川良良(声)も悪くなかった。それとパン屋の女の子(菅野莉央)、今後の成長が楽しみです。ゆーこ and One thing[投票(1)]
★5ライブ・フレッシュ(1997/仏=スペイン)アルモドヴァルのブックカバー。 [review]3819695[投票(1)]
★4赤いアモーレ(2004/伊=スペイン)HR/HM寄りの音楽センスを抜きにすれば、アドモルバル的遊び心満載のセルジオ・カステリットの監督技量は本物だ。脚本構成・配役演技も申し分ない。最強のO脚女優ペネロペ・クルスが男の庇護欲を揺さぶりまくる。新境地?初心に還ったってことだろう。『ハモンハモン』以来の衝撃。 [review]Kavalier[投票(1)]
★3醜聞(1950/日)原発、醜聞、性病、末期癌。戦後日本人が、50年、60年を経ても、恐らく克服出来ないであろう(そして事実、克服できなかった)問題だけを敢えて選択し、そこに一抹の希望を見出そうと云うポリシー。それこそが黒澤の人気の秘訣なのだろう。納得させられた。 [review]TOMIMORI[投票(1)]
★4餌食(1979/日)誰もが何かを引き摺って生きている・・・。渇きと青臭い熱っぽさとを並存させた稀有なる作品。朗らかに鳴り響くレゲエのリズムと無音状態での緊張感、その振幅が素晴らしい。予定調和を嫌った終盤の展開は面白く、スローモーションが非常な効果を発揮している。TM(H19.1加入)[投票(1)]
★3結婚哲学(1924/米)結構、シリアスな、切実な話で、夫の同僚クレイトン・ヘイルの葛藤に同情を禁じえなかったし、マリー・プレボー演ずる大学教授の妻の描写が、かなりも辛辣で、もっと軽いノリを期待していた私は、少々戸惑わされた。ぽんしゅう[投票(1)]