おーい粗茶さんのコメント: 点数順
扉の影の秘密(1948/米) | あの秘密の部屋とはなんだったのだろう? [review] | [投票(2)] | |
日本以外全部沈没(2006/日) | 他虐が自虐に転化していく。いたぶればいたぶるだけそれが自己批判になっている。黒ければ黒いだけ良識である。まさにパロディ。外人俳優の「ガイジン」の演技、日本音頭の村野武範の演技、演出も的を得ている。でも特撮で照れてみせることはなかったかも。 | [投票(2)] | |
GOD*DIVA ゴッド・ディーバ(2004/仏=伊=英) | 隅々までルールが行き渡った世界なんだろうな、ということは推察されるが、初見者には不親切。登場人物の行動原理がよくわからないドラマは見ていて辛い。わかってもらうことよりも、好きな絵を描くことが大事、そんな同人な感じ。 [review] | [投票(2)] | |
デビル(1997/米) | 多少まわりくどくなっても、ここは今回のドラマの背景を何とか説明すべきと思う。そうでなければドラマがまわり出さないのでは? [review] | [投票(2)] | |
ソウ SAW(2004/米) | グロいけど、星新一のショートショートみたいな話。 [review] | [投票(2)] | |
ローレライ(2005/日) | せっかく第2次大戦を舞台にしたなら、戦時下の「お国のため」とか「滅私」とかいう観念をしっかり描いたほうがよかったんじゃないだろうか? [review] | [投票(2)] | |
地震列島(1980/日) | いざ「本番」を迎えるやいなや、それが災害時の行動シミュレーションを克明に描いていくというのではなく、もう「何もできない地獄」として描かれ、いきおいテーマも「人間の業」にまでせまってしまう。そのへんがこの時代っぽい。 | [投票(2)] | |
東京ゴッドファーザーズ(2003/日) | ああ、ベツレヘムよ。 [review] | [投票(2)] | |
マルコヴィッチの穴(1999/米) | 「穴があったら入りたい…」と思うマルコであった。 [review] | [投票(2)] | |
フィッシャー・キング(1991/米) | いい話だし、棄てられた人々の明るい振る舞いや、建物の巨大さを強調した描写はギリアムらしい味があるが、同じようなシーンがやたら多すぎて、連続ドラマの圧縮されたものを観ているようだった。もう少し絞ってくれたほうが良かった。 | [投票(2)] | |
ドッグヴィル(2003/デンマーク=スウェーデン=仏=ノルウェー=オランダ=フィンランド=独=伊=日=米) | 監督の意図かどうかわからないけど、私にとってこの演出方法は、常に舞台装置であることを意識させてくれ、RPGでもやっているようにわりと冷静に観られた。監督、次は日本の「嫁いびり」でも撮ってみますか? [review] | [投票(2)] | |
半落ち(2004/日) | 「《半落ち》である」ということの問題とは何でしょうか? 「完落ち」だからといって事件の真実が明らかになるわけではないでしょう。そこが言いたかったというならわかるんだけど…。 [review] | [投票(2)] | |
タイムライン(2003/米) | 暴走ミステリーハンターどもの「世界ふしぎ発見!」 [review] | [投票(2)] | |
ペリカン文書(1993/米) | 「ペリカン文書」はマクガフィン(単なる仕掛け)で、それをめぐっての敵味方の攻防そのものを面白く見せるっていう作りではない。この物語で最も冴えているのは「ペリカン文書」の推理内容そのもの。 [review] | [投票(2)] | |
ゴジラVSデストロイア(1995/日) | 「メルトダウンするゴジラの最期」というワンアイデアに基づき、溶鉱炉のようになった鉄の皮膚と体の裂け目から洩れる光線という絵で語り尽くすべきだったのではと思う。デストロイアは不要でしょう。 | [投票(2)] | |
ゴジラvsビオランテ(1989/日) | 湖の上に屹立するビオランテ。「これはふつうの植物ではない」……見りゃわかります。 [review] | [投票(2)] | |
害虫(2002/日) | 美しさゆえに襲われる身を守るべき知恵を持たず、未熟で不安定で傷つき易い「少女」というもの。それもひとつのファンタジー。 [review] | [投票(2)] | |
グリーンマイル(1999/米) | うーん、あの茶色のススみたいなやつは体に悪そう。逆癒し効果のあるプラスイオンでしょうか? [review] | [投票(2)] | |
スチームボーイ(2004/日) | 単に過去でもなく未来でもない、この架空の世界においての夢や希望、驚異や怖れって何? 設定のあやふやな世界の中心で「ぼくはこう生きる」と叫ばれても、どう思えばよいのかわからない。2度目の鑑賞からは純粋に画の凄さを堪能できそうなので+1点。 [review] | [投票(2)] | |
ブラッドシンプル(1985/米) | 登場人物の誰一人として愛すべきやつがいませんでした。そんな人たちの歯車がずれていこうが何しようが何とも思わないものだなあ。 | [投票(2)] |