動物園のクマさんのコメント: 投票数順
トーク・トゥ・ハー(2002/スペイン) | 闘牛士とバレリーナ、体で語る女。言葉で語りかける男。どちらでもない主人公が一番悲しい。 | [投票(1)] | |
さよなら子供たち(1987/独=仏) | いつもにび色がかって見えるベルタのカメラに3点。ルイ・マルの馬鹿正直さは、救いがたい。 | [投票(1)] | |
オリーブの林をぬけて(1994/イラン) | 映す、映される、演じる、振る舞う、の境界が2重3重に曖昧になっていくうちに、見ているこちらがふわふわと混乱していく不思議な快感。この三部作は、ラストが抒情的で好き嫌い分かれそうだけど、素直に心震わすことにしています。 | [投票(1)] | |
Shall we ダンス?(1995/日) | 主人公の毎日はおれとおんなじ、つい乗換駅のホームからそばのビルの2階の窓を見上げるようになってしまった、、、踊りたくもなるわなあ、、、渡辺えり子とすれ違ったほんの偶然がおれもほしい、、、ダンス教室の老先生(名前ど忘れ)に恋をしてしまった | [投票(1)] | |
息子(1991/日) | 閉じこもっているのか、閉じこめられているのか。FAXの一枚の紙というあやふやな接点を通して、コミュニケーション手段を封じられた娘との、これまた、か細いあやふやな交わりが、もの悲しい。 | [投票(1)] | |
ひき逃げ(1966/日) | 水平・垂直を生真面目に徹底した端正な画面構成。装置美術、とてもきもちいい仕事。それにひきかえ、シュールな演技と意識過剰な脚本。成瀬はやっぱり恋愛ものがいいなあ。 | [投票(1)] | |
KT(2002/日=韓国) | クルマが走る場面、裏階段を下りる場面、、、などなど、デザインセンスのなさが救い難い。久々に観た阪本作品だったけど、『どついたるねん』で感じた予感が当たってしまった。 | [投票(1)] | |
殺しのドレス(1980/米) | ヒッチコックの方が、ずうっとずうっと下品でお下劣で意地悪ですよ。デ・パルマは、素朴、正直ですね。自分の映画的記憶を隠そうともしないし。すばらしい冒頭10分、がすべて。アンジー・ディキンソンは、『リオ・ブラボー』のころより、これとか『ビッグバッドママ』の方がぐっときますね。 | [投票(1)] | |
花様年華(2000/仏=香港) | やっぱこの監督はかなり重症でしょうねえ。雨の降らし方は下手だし、下品な鏡の使い方、障害物や小窓を手前におけばいい、ってなもんじゃないでしょう。狭苦しさだって『曽根崎心中』の百分の一。チャイナドレスに2点。 | [投票(1)] | |
スペース カウボーイ(2000/米) | アルドリッヂを思い出させる秀作。ストーリーがいつも一緒だと言われようがそんなことは関係ない。場所は西部であろうが宇宙であろうがベトナムであろうがロスであろうが、そんなことは関係ない。 | [投票(1)] | |
砂の女(1964/日) | 出られない、出られない、掘っても掘っても出られない。 | [投票(1)] | |
ハメット(1982/米) | コッポラがいろいろ余計な注文をつけたのではないだろうか、と思わせる。コッポラの意見を聞いてヴェンダースの映画がおもしろくなるはずがない。 | [投票(1)] | |
薔薇の名前(1986/独=仏=伊) | ショーン・コネリーは存在感ある立派な演技、だと思うけれど、あまりに彼だけがまともに描けていて、かえってぶち壊している。正気なしの狂気のみ、に仕立てて欲しかった。演出の根本的欠陥、だと思う。 | [投票(1)] | |
なつかしき笛や太鼓(1967/日) | つねに大人は子供から教えられるもの、だということ。題名が好き、大漁旗が目に浮かびます。 | [投票(1)] | |
旅の重さ(1972/日) | オーディションでは高橋洋子に負けた秋吉久美子が、わずか数分のシーンなのに圧倒的な存在感で映画を食っている。この映画からずーっと彼女にぞっこんです。 | [投票(1)] | |
ヴェラクルス(1954/米) | バート・ランカスターの黒づくめの悪役ぶりが痛快。アルドリッチはほんとうにうまい。 | [投票(1)] | |
ロープ(1948/米) | ハリーの災難とおなじく、かわいそうなのは死体。 | [投票(1)] | |
ラストエンペラー(1987/英=中国=伊) | 英語で中国皇帝の物語を作るところに、ベルトルッチはもしかすると映画を理解しているのかもしれない、と思わせられた、だって映画であって歴史絵巻じゃないんだから。ストラーロのカメラは、 [review] | [投票(1)] | |
めぐり逢い(1957/米) | テーマ曲が流れると胸がぐっとくるし、ニューヨークに行くとついエンパイアステートビルの屋上へとおのぼりさん気分になるのも、この映画のせいだけど、どうしてもデボラ・カーは愚鈍に、ケーリー・グラントはいかがわしく見えてしまう。 | [投票(1)] | |
隣の女(1981/仏) | ファニー・アルダンとドパルデューの肉弾的恋、ちょっとロマンチックとは程遠い迫力。 | [投票(1)] |