動物園のクマさんのコメント: 投票数順
父と暮せば(2004/日) | なぜか、映画の原始的な楽しさを味わえた。基本的には2つの表情しかない宮沢りえの、その切り替えの凄みと、原田芳雄の変わらぬ若々しさには圧倒される。 | [投票(2)] | |
竜馬暗殺(1974/日) | 80年代に大学生になった私には、ただただ60年代、70年代に青春を迎えた方々がうらやましく感じられた。けだるさとやるせなさにふわふわしながら、重たいものにひきづられて立つこともできない3人。 | [投票(2)] | |
初恋のきた道(2000/中国) | 戸をくぐる男と、いつも何かを持つ女の物語。男が戸をくぐれなくなると女の手には何もなくなる。無音の効果的な使い方、小物の使い方が印象的。どんぶりを下から見上げる撮り方にちょっとびっくり。 | [投票(2)] | |
ニッポン国 古屋敷村(1982/日) | ドキュメンタリーはドラマ以上に演出されている、撮る側の意思が映りこむもんですねえ。ふしぎですねえ。まあ、観る方はそんなことは関係なく観ますけど。傑作! | [投票(2)] | |
砂の器(1974/日) | 縁もゆかりもない土地なのに、名前を覚えてしまった、そう、カメタケ。 | [投票(2)] | |
暗殺のオペラ(1970/伊) | 歴史に残る昼寝と蚊取り線香。 | [投票(2)] | |
楢山節考(1983/日) | 今村作品は、人間の生きる力の強さをなんとしても描こう、という風にぼくには見えるんだけど、この映画はとくに表現の仕方を勘違いしてないでしょうか。少なくとも下品ですよね。雪の降らせ方は下手だし、、、、。 | [投票(2)] | |
ソルジャー・ブルー(1970/米) | 『小さな巨人』とともに歴史の内幕もの、と位置付けられているけど、ラブ・ストーリーとしてぐっときました。殺戮シーンは二度と見たくない。 | [投票(2)] | |
彼岸花(1958/日) | 赤にこだわったからフィルムはアグファにした、と厚田カメラマンのコメントを読んだことがあります。浪速・両高橋など、脇を固めた人たちもすばらしい。廊下に立てかけられた逆さほうきには笑わされた。 | [投票(2)] | |
三つ数えろ(1946/米) | ハンフリー・ボガートがよくしゃべる! | [投票(2)] | |
大いなる西部(1958/米) | チャールトン・ヘストンがザッザッっていう音をたててジーンズをはく。かっこいい。 | [投票(2)] | |
蝶の舌(1999/スペイン) | 確かにラストは泣けるけど、いろんなシークエンスでいろいろ語れる、若干語っているのに、すべてラストのため、では悲しすぎる。まあ、それほど内戦は悲劇、ということでしょうが、、、。でももっとなんとかなる、のでは。才をあんまり感じられなかったです。 | [投票(2)] | |
シベールの日曜日(1962/仏) | 水辺にひろがる暗い波の輪、、、、ドカエのカメラに支えられた完成度。 | [投票(2)] | |
山椒大夫(1954/日) | これ以上ない悲劇。香川京子もさることながら、やっぱり田中絹代の圧倒的な演技に打ちのめされた。あの歌がしばらく耳から離れなかった記憶があります。溝口はどこまで女をいじめれば気が済むんだろうか。 | [投票(2)] | |
最も危険な遊戯(1978/日) | 病院のワンショットに尽きますけど、屋上にたどり着いたときの開放感はなかなかですよね。 | [投票(2)] | |
王将(1948/日) | 通天閣の見える長屋の夕日と阪妻に涙しました。 | [投票(2)] | |
特攻大作戦(1967/米) | アルドリッチはほんとに気持ちいい。カサヴェテスの小悪党ぶり、サザーランドの抜け作ぶり、最高。 | [投票(2)] | |
桃色の店(1940/米) | しゃれてます。ほぼ店内、室内の視覚範囲の中で、人が現れては消え、寄り添っては離れ、を繰り返すテンポ。ジェームズ・スチュワートの突出した長身が、画面に不安定なワクワク感を生み出す。そして、感動的な雪。 | [投票(2)] | |
乱れ雲(1967/日) | 階段を上る司葉子の目、湖面に落ちる雨粒、赤いシグナルが、激しく胸に迫る成瀬の傑作。平日午前中の六本木の映画館は、すすり泣きの嵐でした。もちろん、私も。 [review] | [投票(2)] | |
麦秋(1951/日) | こんなになんにも起こらない話をこんなにすばらしい映画にしちまうんだから、信じられない。 | [投票(2)] |