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太陽と戦慄さんのコメント: 投票数順

★3パンツの穴 キラキラ星みつけた!(1990/日)捉え所のない不思議な作品。台詞や演技は寒くて恥ずかしいんだけど、本筋とは無関係な描写に映画的魅力が宿る。[投票]
★5見えない恐怖(1971/英)説明や動機を極力排し、映像のみで観客を恐怖に陥れるリチャード・フライシャーの演出に天才を感じた!床を這うようなカメラワークが心底凄い。見えない恐怖、見せない恐怖・・・文句なしの傑作![投票]
★5黒い画集 第二話 寒流(1961/日)冴えまくったショットの連続。人物の顔のアップには異様な緊張感が漲っている。金と権力の前に敗北してゆく男の姿が切ない。[投票]
★3あした来る人(1955/日)三國連太郎のキャラがツボなんだけど、女の誘惑には素直に乗ればいいのにと思ってしまった。勿体ない。[投票]
★4ウエディング(1978/米)前半では随分タルく感じられるテンポが、慣れるとだんだん快適になってくるのが不思議。人物関係は最後まで観ても把握しきれなかったが、キャラが強い人々の滑稽なやり取りがジワジワと笑いを醸し出す。細部を楽しむべき映画なんだろう。 [review][投票]
★4ハイ・シェラ(1941/米)ハンフリー・ボガートとヒロインの、いかにも刹那的な愛が泣ける。まさしくノーフューチャー。[投票]
★5ある脅迫(1960/日)主演2人の憎たらしいほどの巧さ、モノクロ映像のスタイリッシュさ、二転三転する展開のスリリングさ・・・65分という短い尺の中に、映画の面白さがぎっしり詰まっている。[投票]
★4愛は死より冷酷(1969/独)ファスビンダーの長編第一作で、フランスのヌーヴェルヴァーグからの影響が垣間見られるが、単なる模倣には陥らない独特の画面作りに魅力を感じる。特にオープニングの緊張感が凄かった。スーパーマーケットのシーンで流れる変な音楽も面白い。[投票]
★3小カオス(1966/独)いかにも習作という感じでどうってことないが、『はなればなれに』などのゴダール作品を彷彿とさせるセンスの良さがある。[投票]
★4肉体女優殺し 五人の犯罪者(1957/日)クライマックスはまるで『第三の男』!1950年代の邦画において、これだけ太腿がたくさん拝めるというのも貴重。[投票]
★3リングの王者 栄光の世界(1957/日)ありがちなスポ根モノであるが、石井監督は職人に徹してきっちり仕上げている。試合シーンより日常生活の描写がいい。落ち着いたホームドラマも撮ろうと思えば撮れる人なんだろうな。[投票]
★3徳川女系図(1968/日)裸踊りで始まったかと思いきや、物語の着地点は意外とフツー。全体的に面白味のない展開で、石井輝男らしい映像の冴えも感じられなかった。下らないギャグが笑えたという程度。[投票]
★4都会の放浪者(1966/独)ファスビンダーなんでもない役で出てくるのね。でもやっぱり存在感がある。街も綺麗に撮れている。[投票]
★2六月の蛇(2002/日)落ち着きのない撮影も無意味なジャンプカットも全く品がない。エロ・暴力・前衛と、それっぽいキーワードを安直に並べただけの中身スカスカ映画。[投票]
★5燃ゆる大地(1922/独)衝撃は、クライマックスで突然訪れる。 [review][投票]
★3ハラキリ(1919/独)「トクヤワ」って「トクガワ」の間違いなんじゃないの?「日本人女性の三大美徳」にも大笑い。ストーリー的には、極めて大味なメロドラマです。[投票]
★3日本解放戦線 三里塚(1970/日)田村正毅の撮影にはゾクゾクさせられる。延々と続くディスカッションシーンに、申し訳ないが寝た。[投票]
★3若き日の次郎長 東海一の若親分(1961/日)同シリーズの『東海道のつむじ風』と較べると盛り上がりに欠ける気がした。ジェリー藤尾渥美清の登場シーンは面白い。[投票]
★4秀子の車掌さん(1941/日)なんてことない人々のなんてことない日常を、ユーモアも交えて活き活きと描く。大らかで楽しい映画。 [review][投票]
★3大菩薩峠(1957/日)話自体は正直に言ってかったるいが、雪景色の中で大河内傳次郎が立ち回りを見せるシーンを筆頭に、撮影の美しさは随所で堪能できる。中村錦之助の凛々しい美男子ぶりも見所。[投票]