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太陽と戦慄さんのコメント: 投票数順

★5勝手にしやがれ!!英雄計画(1996/日)随所に挿入される哲学めいた会話のやり取りが面白く、巧みなカット繋ぎやアンゲロプロスばりの長回しから映画的興奮も存分に味わえる、単なるプログラムピクチャーの枠を超えた傑作。幼稚な正義漢を演じる寺島進が不思議なハマり役。[投票(2)]
★4喜劇 特出しヒモ天国(1975/日)なんだか凄いモノを観てしまったという感じ。最初から最後までゴチャゴチャしていてテーマの定まらないことこの上ないが、理屈ではない昂揚感が森崎東の映画にはある。東映で撮った本作も、目が離せない面白さ。[投票(2)]
★3コレヒドール戦記(1945/米)反戦とも好戦とも言えない、淡々とした戦争映画。メッセージ性を期待してるわけじゃないが、どうもとっつきにくい。フォードの演出も部分的には素晴らしいが、後半はひたすら冗長に感じられた。[投票(2)]
★4カルメン故郷に帰る(1951/日)高峰秀子の太腿が拝める映画。笠智衆がヘンで可愛い。[投票(2)]
★3レイクサイドマーダーケース(2004/日)意味深な短いカットの挿入など凝った映像表現が面白く、サスペンスとしても中盤までは楽しめたのだが、後半登場人物が饒舌になるにつれなんだかなあという気分になってくる。 [review][投票(2)]
★2ドミノ(2005/米=仏)主演女優が可愛いのでなんとか楽しめるのではないか、と思ってたら甘かったようで。トニー・スコットの映像センスはそれなりのもんだとは思うが、絶えず動いてなきゃ気が済まないと言わんばかりのカメラワークは正直苦痛。[投票(2)]
★4東への道(1920/米)リリアン・ギッシュのアップには緊張感が漲っていて凄い。 [review][投票(2)]
★3シェルブールの雨傘(1964/仏)ドヌーヴそりゃねえだろと思ってしまった。 [review][投票(2)]
★4ロング・グッドバイ(1973/米)主人公が女の車を走って追いかけるシーンが堪らない。モノマネ好きのオッサンなど、脇キャラも充実。[投票(2)]
★4ソナチネ(1993/日)笑わない大杉漣が滅法良い。似合わないアロハシャツが良い。また、真夜中に繰り広げられる戦争ゴッコのシーンの美しさには驚く。ラストにもうちょっとキレがあれば、文句なしの傑作だったのだが・・・。 [review][投票(2)]
★3皇帝ペンギン(2005/仏)群れから脱落しちゃうペンギン、あれが俺だと思った。[投票(2)]
★5女の座(1962/日)ちょっとエピソードを詰め込みすぎた感じはあるが、丁寧に描かれているのでそれほど散漫な印象は受けなかった。三橋達也加東大介の扱いを見ているだけでも楽しいし、何より司葉子の可愛さは激賞の価値がある。[投票(2)]
★5ジャズ大名(1986/日)ドラムセットがないのに音だけ鳴り続けてるのが不自然で気になるのだが・・・しかし、これはどうしても愛さずにはいられない映画だ。全編を覆うこの過剰なまでのバカバカしさ!そしてこのグルーヴと喧騒!ラストカットの唐突さは掛け値なしに素晴らしい![投票(2)]
★4夢見通りの人々(1989/日)登場人物の誰もがカッコ悪くて情けないんだけど、でもだからこそ、人間的で胸に迫る。こういう世界を描いてあざとく感じさせないのは、森崎東の人柄ゆえだろう。小倉久寛大地康雄の名演は心底泣かせるし、原田芳雄の怪しさも素晴らしい。[投票(2)]
★2大誘拐 Rainbow Kids(1991/日)岡本喜八は映像よりテンポ重視の人だとは思うが、これはいくらなんでも画面が弱すぎ。その時点でもう、観るほうのテンションはガクッと下がる。音楽も違和感ありまくりだ。 [review][投票(2)]
★3独立愚連隊(1959/日)三船敏郎鶴田浩二の扱いに喜八監督のセンスは伺えるが、どうもそんなに面白いとは思えない。佐藤允は確かに良いが、『暗黒街の顔役』での不気味な怪演のほうがずっとハマっている。[投票(2)]
★2世界の中心で、愛をさけぶ(2004/日)女を生身の人間としてではなく「何か神秘的な存在」として捉えようとする、行定のキモい女性観にウンザリする。いつまでもガキの感性で映画を撮ってるんじゃない!せっかくの撮影が勿体ないじゃないか![投票(2)]
★4吸血鬼(1932/独=仏)影を使った演出が素晴らしい。オーソン・ウェルズよりずっと早くこれをやっていたんだから凄い。シュールな映像イメージは今観ても全く古びていないし、終盤の舟のシーンは溝口健二ばりの幻想的な美しさで痺れる。[投票(2)]
★4ヤクザタクシー(1994/日)黒沢清の映画=難解」というイメージを持っている方にお薦めしたい、単純で男っぽくてカラッとしたヤクザ映画。他愛無い話だが思いの外楽しめる。諏訪太朗が絵に描いたような嫌な奴を好演している。 [review][投票(2)]
★5カスパー・ハウザーの謎(1974/独)喜びや感動はおろか、悲しみすら存在しない。こんなに空虚で透明な人生観をフィルムに焼き付けた作品は他に知らない。衝撃的。[投票(2)]