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KEIさんのコメント: 投票数順

★3モンテ・ウォルシュ(1970/米)語り口がもう一つ。どのエピソードもあっさり描いていて物足りない。J・パランスの笑顔がいい。「大丈夫よ」と言った娼婦が哀しい。雨の中の出来事、鉄条網の仕事、彼女の去った小屋に吹くすきま風、荒馬の調教―良いシーンも多く、捨て難い作品ではある。[投票]
★3英国王のスピーチ(2010/英=豪)新聞の日曜版に載っている“本当にあったちょっといい話”でした。ラストのBGMに、よく使われる(落下の王国他)ベートーベン交響曲7番第2楽章を採用しているが、オリジナル曲で勝負して欲しかった。メインテーマが小粒ながら良かったのでさらに残念でした。[投票]
★4スピオーネ(1928/独)日英同盟を巡るスパイ合戦。色仕掛け、日本人の切腹、意外性あふれる展開と色んなものが入っているが、まとまり切れていないというか何となくスッキリしない。後世に影響を与えたスパイストーリーということで甘い4点。[投票]
★4部屋(1968/チェコスロバキア)発想的に目新しいエピソードは少なかった。が1つだけスゴイのがあった。蛇口をひねると・・・一体何が出て来たか!これはヤンの面目躍如というところだ。[投票]
★4刑事コロンボ 二枚のドガの絵(1971/米)ええっ!そんな。開いた口が塞がらない。ラストの茫然度ではシリーズ中でも3本の指に入るだろう。しかし本格ものではない。変格ものの傑作といえる。 [review][投票]
★3シービスケット(2003/米)全編を通じて時々入る記録映像、写真は、世相を反映しているのであろうが、ストーリーの流れを遮り、返って興を削いでいるように思える。そういう社会的現象、出来事もストーリー上で消化する脚本の方が、主人公たちに感情移入しやすかったのではないかと思う。[投票]
★3刑事コロンボ 死者の身代金(1971/米)派手さはないがよく考えられた1作。車の鍵、座席の位置・・・。犯罪実行時に大いに気を付けなくては―(笑)。タイトルロールは“Peter Falk in Ransam 〜”で“Peter Falk as Columbo”ではない。あの頃は当然、コロンボよりピーター・フォークの方が有名だったのだ。[投票]
★4アイリス(2001/英=米)英国映画って何か気品があると思いませんか。風景にしても当然ながら、米でもないし仏でもないし独でもない。やはり英国です。本作はJ・デンチは別格として、K・ウィンスレットが魅力あふれる若い女性の役を見事に演じた。実に魅力的でした。[投票]
★3モンスター(2003/米=独)シャーリーズ・セロンは強烈!あの口唇を夢に見そうだ。クリスティーナ・リッチも良かった。力演。昔ながらの顔立ち、髪形でウェンズディ(アダムス・ファミリー'91)を思い出させた。 [投票]
★3私がクマにキレた理由〈わけ〉(2007/米)軽い仕上がり。甘い砂糖菓子。スパイスと苦みが足りない。[投票]
★3ロルナの祈り(2008/仏=ベルギー=伊)女は現実に生き、男は仮想に生きるということか。 [review][投票]
★3ソウル・キッチン(2009/独=仏=伊)この映画の持つ独特な雰囲気はハマる人にはハマると思う。私はそれ程でもなかった。でもテンポのいい軽快なストーリーは楽しめた。ラストも悪くない。[投票]
★3バチ当たり修道院の最期(1983/スペイン)私はキリスト教徒でもないので、これくらいの悪戯、これらの愛はOKだと思うのだが、“戒律”とはもっと厳しいものなのだろう。愛については真剣なように受け取ったが、アフリカの話なんぞはコミカルで、作者の意図が那辺にあるのか理解に苦しむ。 [投票]
★4対話の可能性(1982/チェコスロバキア)人は個である以上、対話で個が発した言葉を相手は100%完全に理解することは出来ない。細かなニュアンス、かすかな雰囲気まで伝える事は出来ない。だから本作が言うのは・・・ [review][投票]
★3闇・光・闇(1989/チェコスロバキア)電灯を点けて、闇から光へ。電灯を消して光から闇へ。あの“人間”はまた元のようにバラバラになったのだろうか。これって・・・?[投票]
★2男のゲーム(1988/チェコスロバキア)軽いブラックユーモアの作品。しかし私的には、残酷で気持ちが悪い。笑い飛ばせない。[投票]
★5陥し穴と振り子(1983/チェコスロバキア)これぞポーの作品の完璧な映画化といえる(ラストは違うが)。ラストの詩の引用はブラックユーモアというには余りにむごく、非道い。[投票]
★5地下室の怪(1983/チェコスロバキア)映画を見続けていると自分の胸の奥底の心琴に触れる作品というのがある。この作品がそれに近い。靴の化け物が良かった。あと1つ2つ化け物か、エピソードがあればもっともっと良かったのだが。[投票]
★5自然の歴史(組曲)(1967/チェコスロバキア)素晴らしい!トレビアーン!ブラボー!ハラショー!グロテスクなところは正視に絶えないが、元々人間も含めたすべての生物の生きて行くという姿はグロテスクなものだ。こういう映像の1つの頂点の作品だろう。[投票]
★3福耳(2003/日)面白い要素が一杯の割に面白さに欠ける。 [review][投票]