ゑぎさんのコメント: 更新順
次郎長三国志・旅がらす次郎長一家(1953/日) | 次郎長一家全員が終始メソメソ泣いている映画。マキノの所作の演出が炸裂し始めると一転してキビキビとしたリズム。 [review] | [投票] | |
次郎長三国志・殴込み甲州路(1953/日) | マキノは矢っ張りただでは済まない。 [review] | [投票] | |
次郎長三国志 甲州路殴り込み(1965/日) | 60年代版(鶴田浩二版)次郎長三国志シリーズの最高作。 [review] | [投票] | |
緋牡丹博徒 花札勝負(1969/日) | ジャンルのルーティーンの中でよくこれだけ独創性を発揮できるものだと思う。特に賭場のシーン。一見普通のバスト・ショットの連続なのだが、この照明・撮影での造形美は際立っている。恐れ入りました。 | [投票(2)] | |
博奕打ち 総長賭博(1968/日) | 終焉に向かって悲劇としてのテンションが高まっていくその加速度が比類無い。 [review] | [投票(3)] | |
静かなる男(1952/米) | 人間の誇りを描き続けたジョン・フォードの特質が最もよく現れた作品であり、人類史上最高の映画監督による人類の至宝。ジョン・ウェインの全ての所作が神話だ。多くを語るまい。全ての言葉がこの映画の前では虚しくなる。 | [投票(4)] | |
モガンボ(1953/米) | 画面の絵画的な美しさはフォード映画の中でも特筆モノ。 [review] | [投票(1)] | |
幌馬車(1950/米) | ラストのガンファイトはやはり記憶に違わぬ素晴らしさだ。『荒野の決闘』で一度使った演出とは言え、この映画のガン・ファイトの方が完成度が高い。 [review] | [投票(1)] | |
男の敵(1935/米) | あらゆる映画の感情をフィルムに定着させることが出来た不世出の天才監督のその偉大さを思い知ることができる。傑作。 [review] | [投票(2)] | |
X−メン(2000/米) | やっぱりこういう映画はプロダクションデザインが大事。なんとも、イメージが貧困。 [review] | [投票(2)] | |
荒野の決闘(1946/米) | 活劇としての西部劇を偏愛する者としては、このジャンルに文芸映画のような緩やかなリズムなど不要だし、詩情なんかより目の覚めるような暴力を描いて欲しい。 [review] | [投票(6)] | |
アパッチ砦(1948/米) | ジョン・フォードの騎兵隊三部作の中で最高作。「お前達は豚だ」とヘンリー・フォンダが言い放つ部分にいたって涙があふれてしまった。なんという徹底したキャラクタリゼーションだ。 [review] | [投票(4)] | |
ポネット(1996/仏) | オフ・スクリーンスペースを意識させる演出 [review] | [投票(4)] | |
ピストルと少年(1990/仏) | この映画が本当に異彩を放ち始めるのは主人公の姉ナタリーが登場してからだ。 [review] | [投票] | |
昭和残侠伝 死んで貰います(1970/日) | 数ある東映任侠映画の中でも、その濃密な映画的空間の造型において突出した美しさを誇る傑作。 [review] | [投票(10)] | |
十二人の怒れる男(1957/米) | ボリス・カウフマンの撮影だけでは映画足り得ないことを痛感させられる。 [review] | [投票] | |
ショコラ(2000/米) | ハルストレムがハリウッド文芸映画の質を底支えしているのも確かだと思う。 [review] | [投票] | |
いちごブロンド(1941/米) | 歯医者の映画として忘れないでいよう。 [review] | [投票(3)] | |
ハイ・シェラ(1941/米) | ジョン・ヒューストンのシナリオが感傷的過ぎることを差し引いたとしても、ラオール・ウォルシュの演出はホークスやヒッチコックと比べ、突出が無いと思う。器用にまとめすぎていると思う。いいシーン、忘れられないカットが沢山あるし、ウォルシュはとても可愛いと思うのだが。 | [投票(1)] | |
遠い太鼓(1951/米) | このご都合主義のハッピーエンドこそ映画の幸福か。 [review] | [投票] |