シーチキンさんのコメント: 更新順
スカイライン−逆襲−(2020/英=スペイン=リトアニア) | 「これホントにシリーズなのか?」という気がしないでもない。シリーズ1作目には、その時節ゆえ、わけのわからないまま滅亡する恐怖をひしひしと感じた。3作目になると、恐怖も何もなく、ただただ、よくわからん映画になっただけ、という感じだった。 [review] | [投票] | |
哀愁しんでれら(2021/日) | リアリティがある映画なわけではないのだが、不思議と現実にありそうな話にも思える。 [review] | [投票] | |
すばらしき世界(2021/日) | 終盤、役所広司がモップを持つシーンからラストまでの、一連のシーンは、胸に深く迫り心を揺さぶられる、神がかり的な出来映えだった。全編を通して、重層的というか深みがあり、映画として傑作だと思う。 [review] | [投票(4)] | |
機動警察パトレイバー 劇場版(1989/日) | 30年前の製作にもかかわらず、今(2021年)観ても、そのまま十分通用するほど面白い。それもSFとしても、刑事モノとしても、よくできている。何より企まれている「陰謀」が現代でもそのまま通用するアイディアとリアルさ、スケールになっているのが凄い。 [review] | [投票(1)] | |
ヤクザと家族 The Family(2021/日) | 暴対法など現代的な要素も入ってはいるが、物語の骨格は古典的なヤクザものでもある。またよくよく考えると、けっこう強引な展開も多い。 [review] | [投票(2)] | |
アースフォール JIU JITSU(2020/米) | これでも十分にバカバカしいのだが、もう一つ、突き抜けたバカらしさも欲しかった。この映画で語られている「JIUJUTSU(柔術?)」の意味不明さや、日本刀もどきの薄い鉄板なんかは好ましいと言えば好ましい。 [review] | [投票] | |
KCIA 南山の部長たち(2019/韓国) | 一人の男が追いつめられていく様を、ひりひりするような緊迫感の中で描いた、第一級サスペンス。だが、これが答えなのだろうか。あるいは事件から40年が経って、韓国はそれをようやく娯楽作として撮ることができるようになった、ということなのだろうか。 [review] | [投票(1)] | |
聖なる犯罪者(2019/ポーランド=仏) | 思っていたよりもはるかに真摯な映画だった。つらい経験や犯してしまった過ちがある時、人はどうしてしまうのか、また、どうすればよいのか、なんてことを考えさせられた。 [review] | [投票(3)] | |
キル・チーム(2019/米) | 題名の意味が本編で明らかになるが、「なるほど、軍隊はこうやって兵士を殺人者へと仕上げていくのか」と、慄然とするものがある。 [review] | [投票(1)] | |
キング・オブ・シーヴズ(2018/英) | コメディ調かと思ったら全然違った。高齢ゆえの可笑しさは随所にあるが、本質は堂々たる犯罪実録映画であり、主要な登場人物はれっきとした犯罪者である。 [review] | [投票(1)] | |
大コメ騒動(2020/日) | 往年の山本薩夫を思い起こさせるストレートな社会派娯楽映画で、底流にはヒューマニズムも感じさせる。それに指導者の切り離し、懐柔、分断、報道のあり方など、現代に通じるテーマも手堅く盛り込んで今どき新鮮な感じもする。 [review] | [投票(2)] | |
この世界に残されて(2019/ハンガリー) | 背景は激動の時代だが、映画ではそれをかすかに感じさせる程度にとどめている。その分、リアルさと、市井の暮らしのささやかな喜びの大切さをしみじみと感じさせる。 [review] | [投票(1)] | |
男はつらいよ 奮闘篇(1971/日) | シリーズ全体を通してみてもいろんな意味で異色篇。 [review] | [投票(1)] | |
ベター・ウォッチ・アウト クリスマスの侵略者(2016/豪=米) | 無邪気で無慈悲でちょっと残酷なクリスマスの惨劇。予告は観ていたが、まさかこんな展開だとは…と思いもしなかった物語で、うれしい驚きがあった。 | [投票] | |
燃えよデブゴン/TOKYO MISSION(2020/香港) | これホントに2020年の映画か?と思わせるほど往年の香港製コミカルアクション映画を思わせる一本。ハチャメチャな物語にげんなりもしたが、クライマックスの対決アクションシーンはスピード感満点で、それだけで☆1つ追加。 [review] | [投票] | |
AWAKE(2020/日) | プロの将棋棋士の深くて暗くて、私にはうかがい知ることのできない世界を垣間見ることができた。 [review] | [投票] | |
声優夫婦の甘くない生活(2019/イスラエル) | 老境に入った夫婦の、ままならぬ日々を淡々と描いて心にしみるものがある。 [review] | [投票] | |
私をくいとめて(2020/日) | のんの奮闘、逡巡、葛藤ぶりが、なかなか楽しい。ひょっとして心の底では「いつまでもお一人様は…」という思いをいだいているのかな、という気もするが、そういうのが全然、深刻にならないのがまたよい。 [review] | [投票(1)] | |
ミッドナイト・スカイ(2020/米) | いろいろと説明不足のところもあるし、どう考えてもおかしくて不要な部分もあるのだが、宇宙船の描き方などの画は、堂々たるSF映画のもので、その点では満足できた。 [review] | [投票(1)] | |
ミセス・ノイズィ(2019/日) | やや説明調、説教くさい感じもあるが、想像力の欠落がもたらすものの怖さがあると思う。そしてそれは同時に、今の世の中、油断もならないから、という思いの怖さの裏返しでもあると思う。 [review] | [投票] |