シーチキンさんのコメント: 投票数順
トゥモロー・ワールド(2006/米) | 子どもが生まれなくなったということよりも、未来への希望を失い絶望に覆われた社会とはどうなってしまうのかを描き、久々にガツンときたハードSFだった。 [review] | [投票(11)] | |
下妻物語(2004/日) | 深田恭子や土屋アンナはじめ、役者たちが思いっ切り演じているのが目に浮かぶようで、ともかくスクリーンから楽しさがあふれ出てくる。見終わってこれだけすっきりできた映画は久しぶりだなあ。 [review] | [投票(11)] | |
殺人の追憶(2003/韓国) | 終わってみると「あれ?」と思う細かい点はあるのだが、見ている時はそれらがいっさい気にならない、異様な迫力に満ちた映画。ともかく、映画の中に引きずり込まれてしまう。 [review] | [投票(11)] | |
アザーズ(2001/米=仏=スペイン) | いやもう、二コール・キッドマンの美しいのなんのって。あんな素敵で美しい女主人に仕えることができたら、私はどうなってもかまわない。けど、すっごく怖かったあ。 [review] | [投票(11)] | |
レスラー(2008/米=仏) | 熱い男の信頼をドカンとぶつけてくる映画。 [review] | [投票(10)] | |
ハッピーフライト(2008/日) | 「働くおじさん、おばさん、お姉さん、お兄さん」スペシャル編みたいな感じもしたが、いい映画だ。この頃は飛行機モノと言えば、テロリストやら爆弾やらと殺伐としたものが多い中で、「いいなあ、飛行機。快適な空の旅かあ」とホワーと思わせるだけの力がある。 [review] | [投票(10)] | |
母べえ(2007/日) | 山田洋次が描く戦闘シーンが一切ない、迫真の戦争映画。そして吉永小百合の最後の台詞に、彼の明確な、強烈な自己主張を見た。 [review] | [投票(10)] | |
ナイロビの蜂(2005/独=英) | 《不要な大陸・アフリカ》という正視に耐えない現実を突きつける、第一級の社会派サスペンス。 [review] | [投票(10)] | |
マイノリティ・リポート(2002/米) | さすがにスピルバーグは観客の心をとらえる術に長けている。トム・クルーズも★★レビュー内★★男の姿がリアルに感じられる好演をしている。しかし、基本アイディアの活用という点では、どうだろう? [review] | [投票(10)] | |
キングスマン:ゴールデン・サークル(2017/英) | この手の映画として普通に楽しめはする。それにマーク・ストロングにはぐっとくるものがあった。だが、冷静に振り返って考えてみると本作には道義的に問題があると私には思えるのだ。 [review] | [投票(9)] | |
月に囚われた男(2009/英) | アイディアは古典的で、全体的に1970年代の香りがするが、切なさとサスペンスをうまく織り込んだ良質なSF映画。 [review] | [投票(9)] | |
劔岳 点の記(2008/日) | 近来、稀に見る謙譲の映画。強固な意志を内に秘めながらも、全編にわたって控え目な映画は、そのラストで激しく心を揺さぶった。 [review] | [投票(9)] | |
ザ・マジックアワー(2008/日) | 面白かった!場末の雰囲気が漂う空気の中でこそ、ピカ一の存在感を発揮した本物西田敏行をはじめ、佐藤浩市も「案外あれが地なのか?」と思わせるほど売れない役者を堂に入った演じっぷりで、映画としての楽しさが存分に味わえた。 [review] | [投票(9)] | |
切腹(1962/日) | 時代劇の姿を借りた、社会の理不尽さに、やり場のない怒りを暴発させた男の映画。決して正しくはないが、さりとてその主張の鮮烈さに目をそむけることを許さない迫力があった。ずしりと重い一本。 [review] | [投票(9)] | |
男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日(1988/日) | 個人的には、シリーズの中で一番、思い入れがある寅さん。 [review] | [投票(9)] | |
スーパーマン(1978/米) | この映画のサントラと、『スターウォーズ』のサントラが、しばらくの間、区別がつかなかった。 | [投票(9)] | |
日本の黒い夏―冤罪―(2000/日) | この題材に、「日本の黒い夏」というタイトルをつけたことの意味を、考えざるをえない。そしてポスターやチラシにある「Darkness in the Light」という言葉の意味を。 [review] | [投票(9)] | |
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019/米) | レオナルド・ディカプリオ、ブラッド・ピットという豪華二大スター競演で、まさに「こういう二人が見たかった」という映画に仕上げたタランティーノは、映画ファンを代表する映画監督と言ってもいいと思う。 [review] | [投票(8)] | |
アバター(2009/米) | ある法則にのっとって構成された世界をつくり上げ、そこを舞台にするという本格SF映画にして、流石はキャメロン監督と改めて感心するほど確かな演出で最上級の娯楽大作に仕上がっている。だが「3D上映というのはそんなにいいのか?」という気もする。 [review] | [投票(8)] | |
告発のとき(2007/米) | 派手なシーンも巨大な陰謀めいたものもなく、淡々とした描写の中で、戦争による人間性の喪失とはこういうものかと、言いようのない恐ろしさが身体全体をつつんでいく感じがした。 [review] | [投票(8)] |