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寒山拾得さんのコメント: 投票数順

★3山口組三代目(1973/日)飯食わせて貰って涙ぐむ健さんはじめ、妙に可愛い面々の造形は嫌いになれない処がある。 [review][投票]
★2さまよう刃(2014/韓国)わらの犬』のバリエーション。実に胡散臭い。 [review][投票]
★3武曲 MUKOKU(2017/日)なんと熊切悟達に至る。美術と撮影は相変わらず好調、見処は中盤の道場における壮絶な喧嘩とパンツ丸出しの前田敦子。 [review][投票]
★3新仁義なき戦い 組長の首(1975/日)組長最後の日』で成果を出す群像の単純化志向がまだ半端、ひし美ゆり子も半端。ヤク中の山崎努ばかりが記憶に残る。三上寛は普通に歌うと上手いという発見がある。[投票]
★3新仁義なき戦い(1974/日)パターン化の誹りは免れないがスタッフ堅牢にしてドンパチはさすがの充実、松方弘樹が佇む港の侘しい風情など絶品。彼の扱いが半端なのが残念。宍戸錠の断片は強烈。[投票]
★3ちょっと今から仕事やめてくる(2017/日)いいのは正直者の不眠の件など切羽詰まってリアルなことと、森口瑤子の告白が突然に美しいこと。その他は想定内、矢庭に迷走する終盤はちと空疎。 [review][投票]
★3じゃりン子チエ(1981/日)デフォルメされた親子の逆転現象に妙味があり、店を切り盛りする甲斐甲斐しいチエちゃんの日常がもっぱら印象に残る。物語は並、終盤はこうするものなのかという驚きが少々。[投票]
★4つみきのいえ(2008/日)ごく平凡な詠嘆を相対化させてロバート・シェクリイの名短編を想起させる。 [review][投票]
★4国際市場で逢いましょう(2014/韓国)広場に貼られた人探しの貼紙の画が圧倒的、胸が詰まる。 [review][投票]
★3未来少年コナン特別篇 巨大機ギガントの復活(1984/日)終盤3作の劇場用編集版。飛行船上のアクションは観せるが、何せ大雑把。本編観るのに苦労しない現在、存在価値はなかろう。[投票]
★4好男好女(1995/日=台湾)侯孝賢のゴダール後継者宣言。しかしなぜ痴話喧嘩なのか。 [review][投票]
★3単騎、千里を走る。(2005/香港=中国=日)ドタバタする日本篇も斬新な演出意図かと思いきや降旗と知ってズッコケた。先端機器使いこなす健さんが衝撃的。どこが不器用なの。 [review][投票]
★3君の名は 第二部(1953/日)淡路恵子の贅沢な使い捨てに驚嘆。ドル箱映画はすることが違う。ベストショットは三井弘次を背負い投げる笠智衆。 [review][投票]
★2配達されない三通の手紙(1979/日)謎かけの浮遊感はとてもいいのだが収束は謎解きもパッションも凡。神崎・渡瀬の関係は何だったのだろう。推理映画は出自を追いかけていったい何回北海道に行くのだろう。 [review][投票]
★2ダウンタウン・ヒーローズ(1988/日)焦点の定まらぬ凡人の回顧譚。すまけいの講義は魅力的だがお飾りに留まる。渥美清の寸劇のみ愉しい。大人が魅力ない子供劇は退屈という当たり前な感想。[投票]
★1切腹(1962/日)「怜悧」な描写しか方法を持たないワン・パターン演出が味噌も糞も肯定して廻る最悪 [review][投票]
★2虹をつかむ男 南国奮斗篇(1997/日)松坂慶子登場で更に話が散漫になる辺り、後期寅さんの退屈の法則が退屈に繰り返され、映画愛のテーマも虹とともに消え去る。 [review][投票]
★3十五才・学校4(2000/日)泉ちゃん抜きの満男話の趣。コメディ・タッチがご都合主義を肯定するにしても、出てくるのがこうも善人ばかりだと反射的に鼻を摘んでしまうし、ベタな音楽も萎える。白髪頭の犬塚・桜井コンビが泣かせる。[投票]
★5三里塚に生きる(2014/日)英題の通りの苦い苦い「抵抗の報い」。自分自身をこのフィルムで追悼してしまった大津監督には、映画の神様が寄り添っていたと素直に信じられる。 [review][投票]
★4ハナ肇の一発大冒険(1968/日)波乱万丈のドタバタを駆動させるのはこれ全てハナ肇の小心な下心 [review][投票]