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★3死びとの恋わずらい(2001/日)不安になる画面、ひとを独りっきりにする画面。動きが、言葉が途切れて質を変える一瞬。見たはずなのに、見えない(見たくない)もの。言葉はひとを呪い、祝するもの。佳作。[投票]
★3ハンニバル(2001/米)ストーカー万歳! オカマ野郎万歳! ヘンタイ万歳! [review][投票]
★3スターシップ・トゥルーパーズ(1997/米)化け物退治。ついでに脳天気なアメリカ精神をヒニクってみました。〔3.5〕[投票]
★3五条霊戦記//GOJOE(2000/日)五条の橋、朽ちた鳥居にぶら下がる首ナシ武者の骸が三つ。末法の世。近代理性の光に照らされぬ「闇」、「物の怪」、「鬼」。それらを過剰な映像と音響で具現させてみせようという(現在の映画としての)野心的意志。[投票]
★3超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか(1984/日)デケデケデン!で〜んでデケデケデン!♪アイドルと御祭り騒ぎ。飯島真理のMTV。[投票]
★3ルパン三世 念力珍作戦(1974/日)・・・イケてる。五右衛門はおらんのだね。 [review][投票]
★3薔薇の名前(1986/独=仏=伊)探偵は眼鏡を掛ける。(横溝正史的?猟奇趣味。)[投票]
★3徳川いれずみ師 責め地獄(1969/日)緊縛され、四散する肉体。(『ブレードランナー』的混沌アジアの臭いを放つ長崎の出島に注目。)[投票]
★3ひろしま(1953/日)日教組製作の反戦映画。回想形式で原爆投下の日の広島を克明に描き出す(『二十四時間の情事』で引用された)。少なくとも、この時代の広島の教室には現に被爆した少年少女が座っていた(そしてまた無理解にも曝されていた)。[投票]
★3赤い天使(1966/日)戦場では兵士は物であり、数に過ぎない。身包みはがれて裸で転がる従軍看護婦の白い遺体。[投票]
★3ザ・セル(2000/米)どこかで見たことのあるような内面セカイ。(内面がイメージを創り出すのか、イメージがはじめて内面にカタチを与えるのか。)[投票]
★3午前中の時間割り(1972/日)少女達の手による8ミリフィルムの映像が鮮やか(そこだけがカラー)。その中にだけ映し出される“草子”こと国木田アヤの奇態な存在が素敵。(今も御存命なら単なるヘンなオバサンやもしれんが、それもまたよし。)[投票]
★3M/OTHER(1999/日)子供という他者(母性)を受け容れられない女。手前勝手に甘えているだけの男。(半端に長尺。) [review][投票]
★3機動戦士ガンダムF91(1991/日)虚空の抱擁。[投票]
★3女獄門帖 引き裂かれた尼僧(1977/日)過剰だ! だがこの過剰さこそがホンモノなのだ。[投票]
★3ヴィトゲンシュタイン(1993/日=英)「わたしの言葉が分かるか!?」。オーストリア生まれの哲人(変人)の数奇な生涯。[投票]
★3グラディエーター(2000/米)さすがタイトルが「剣闘士」だけあって、剣闘バッカ。(CGってやっぱ微妙。ヘンにスケールがないように見える)。歪んだ皇弟くんに同情。[投票]
★3BROTHER(2000/日=英)日本のオヤジは、アメリカにいっても日本のオヤジであった。格好よいのか、わるいのか。[投票]
★3おかえり(1995/日)女幽霊が人間へと蘇生するまで。女幽霊を見詰める視線は第三者的な男幽霊のそれ。[投票]
★3アイ・ラヴ・ユー(1999/日)良作。善意に充ちた、けれどそれに尽きぬていねいな映画。(ろう者のしぼりだされるような肉声に本当の声を聴いてしまったような気になってしまうのは、こちらが聴者だから?)[投票]