八住利雄の映画ファンのコメント
sawa:38のコメント |
女の一生(1962/日) | 出来れば長尺でじっくりと味わいたい魅力ある作品。 [review] | [投票(1)] | |
忠臣蔵 花の巻・雪の巻(1962/日) | 圧巻はオープニングの出演者クレジットか。そうそう足る「名」が流れ行く中で最後に「間」をおき三船敏郎の名が一瞬静止する。綺羅星のような主演級オールスターの中にあってスクロールを止めさせる。これで震えない映画ファンはいないだろう。 [review] | [投票] | |
世界大戦争(1961/日) | 『ゴジラ』で描き切れなかった「私たち」を丁寧に繊細に・・・。だからこそ、その恐怖と無念さは倍加し、日本特撮史上例を見ない秀作となる。ただ、本作に円谷英二は必要なかった。特撮パートを必要としないほど見事なドラマがある。 [review] | [投票(1)] | |
日本海大海戦(1969/日) | 世界3大海戦と言われ賞賛される完全勝利。だがそれ故に日本軍は明治38年で時が止まってしまったまま、36年後の太平洋戦争へ突入したのか。PS,史実ならではの緊迫感を敢えて薄める脚本に興ざめする。 [review] | [投票(5)] | |
戦艦大和(1953/日) | リアルである、あまりにもリアルである。生き残った本人達が監修する大和の艦内の様子は勿論、傾く大和の特撮までもが実写真通りである。故にここに装飾された「大和神話」はなく、礼賛も無い。かつて隣にいた戦友にだけ顔を向けて制作された作品であろう。 | [投票(1)] |