高橋悦史の映画ファンのコメント
シーチキンのコメント |
皇帝のいない八月(1978/日) | アイディアと脚本はそんなに悪くないと思うんだがなあ。予算がついてこなかったのが一番の原因かな。なんかチャチな印象がぬぐえないんだよなあ。 | [投票] | |
日本の首領 完結編(1978/日) | 「中島組は一家一門じゃけえのぉ。親分が絶対なんじゃ。」と凄む菅原文太。背中一面に般若の刺繍をあしらったガウンを着て幼い孫をあやす佐倉・中島組組長佐分利信。格好つけてもドヤクザの面目躍如のツワモノども。 [review] | [投票] | |
日本の首領 野望篇(1977/日) | いかにも壮大な「三部作の二作目」という感じはいなめないが、「日本制覇」という野望に向けて、どんどんどんどん、ふくらんでいくストーリーは、それについていけない役者を容赦なくふるい落としていく。 [review] | [投票(5)] | |
吶喊(1975/日) | 戊辰戦争を背景にした青春映画。偉い人のやっているようわからん戦争よりも、金玉握りしめていい女を追いかけたいという魂の叫びそのものだ。 | [投票] | |
赤毛(1969/日) | ほとばしる才気にあふれながら、時にその才気がいやみに感じられる、喜八監督の姿そのままのような映画というべきか。しかしそういう形で自分の思う様を正直に、打算なくスクリーンに映し出そうとする喜八監督の、映画人としての純粋さは、何らかの心地よさをもたらす。 [review] | [投票(1)] | |
やくざ戦争 日本の首領(1977/日) | 壮大なスケールと、「日本制覇」という高い志にみあう格調高い映画。鶴田浩二をはじめヤクザ映画常連スターに君臨する佐分利信は、まさに「首領(ドン)」と呼ばれるにふさわしい貫禄を見せている。 | [投票(1)] | |
ブルークリスマス(1978/日) | 宇宙からの「侵略」、「脅威」というSFになじみの深い題材を、特殊撮影技術をほとんど使わず、設定と構成力だけで描いた本作は、ある意味ではSFの本質に限りなく迫ったのではないか。 [review] | [投票(1)] | |
斬る(1968/日) | 堂々たる本格時代劇の風格を感じさせる。 [review] | [投票] | |
不毛地帯(1976/日) | シビアな迫力は、見応えもあるし、大勢の出演者の個性をよく生かした演出は、ピタリとはまっていて、この点では山本薩夫監督の役者の「使い方」の上手さを感じさせる。 [review] | [投票(2)] | |
EAST MEETS WEST(1995/日) | 帯を締める真田広之、居合いを見せる真田広之、今、これだけの仕草ができる役者はそうはいない。この真田広之のきりっとした雰囲気があるから、竹中直人がいっそう光ってみえる。 | [投票] | |
肉弾(1968/日) | いささかシュールなところはあるが、死と生に焦点をあて「生きてりゃしょんべんしたって楽しいさ」という台詞が浮かび上がる映画。 [review] | [投票] | |
激動の昭和史 沖縄決戦(1971/日) | 戦闘のリアルさという点では後年の『プライベート・ライアン』などの方がはるかに優れているが、戦争による25万人という膨大な数の死に様を描くという点では、かつてないほどの、背筋が凍るようなリアルさを感じさせた。 [review] | [投票(1)] | |
日本のいちばん長い日(1967/日) | 大勢の豪華俳優たちを巧みに使い、2時間半を超える大作でありながら、途中いささかもだれることなく、一つの大きなストーリーを骨太に展開していくという、監督のすばらしいまでの力量に感服はしても感動もなく、心動くこともなく、あくまでも「ただの優れたサスペンスドラマ」としての枠を抜け出ない。 [review] | [投票(3)] | |
金環蝕(1975/日) | 政治ドラマとして実に型通りの描き方で、その意味ではあっと驚くような意外性はない。ただこれが1970年代の空気だという気がしないでもない。 [review] | [投票(1)] | |
柳生一族の陰謀(1978/日) | 襖越しに、ズバッと切りかかる柳生十兵衛。それをかわした小笠原玄心斎の居合い一閃。 [review] | [投票(6)] |