★4 | 「To live in hearts we leave behind is not to die.」(その想いを継ぐ者がいれば、肉体が滅びても死ではない)という言葉を思い出す。[Bunkamuraル・シネマ1/SRD] [review] (Yasu) | [投票] |
★3 | BGMとオンスクリーンの音響処理(弓を弾く場面等)とが混乱している。意図的な演出であることは了解するが上手くいっているとは思えない。それが証拠に、中盤から少女が反抗的になる部分でBGMが消えると途端に緊張感が増す。ラストの神話性も唐突で度肝を抜かれるというよりはとってつけたようだ。全体に撮影は綺麗。 (ゑぎ) | [投票] |
★5 | ほとんどセリフのない二人の演技に息を飲む。凝縮された男女の愛と若さと老い。海という文明から離れた場所だからテーマがより濃厚なものとなった。 [review] (セント) | [投票] |
★4 | 「性」ではなく「生」への激しくも素直な固執。それは、過ぎ去った人生を悔悟の積み重ねとしてではなく、大海と大空の間で弓の音とともに生き続けようとする老人の自然体の発露なのだ。頑なさが醜から美へと昇華されていく船上での艶やかな儀式は圧巻であった。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★3 | 単なるエロ爺の妄想も海上という限られた空間と徹底した寡黙な演出によって崇高な純愛物語に昇華するんだから映画って不思議だ。 (TOMIMORI) | [投票] |
★3 | キム・ギドクの「聖母物語」 [review] (ペペロンチーノ) | [投票] |
★4 | 才気走った見事な神話世界を構築するモチベーションに、ギドクという人はこの妄想親爺の淫靡な願望しか用意できないのだろう(含『裸の島』のネタバレ)。 [review] (寒山拾得) | [投票] |