★5 | 諦念と落胆の紙一重のところで途方もない楽天性が貫徹していく素晴らしい映画。グレッグ・トーランドの深い被写界深度の清澄なキャメラが、1日24時間の時刻を正確に描き分ける。それは、冒頭延々50分にわたり克明に3人の復員者の1日を描くという斬新なプロットの成立に必須の技術なのだ。 (ジェリー) | [投票(1)] |
★4 | ハリウッドの良心が最後に、最大限に発揮された作品。 [review] (甘崎庵) | [投票(1)] |
★4 | 帰還兵の苦悩とそれを癒す愛を真正面から描いている。直球ど真ん中勝負で好感が持てる。 (RED DANCER) | [投票] |
★5 | 映画で表面的に描かれる物語世界の背景に、緻密かつ広大な世界が広がっていて、それがとても分かりやすく伝わってくるのが、自分にはありがたいし嬉しい。 [review] (G31) | [投票(2)] |
★4 | この映画の一番の良心は、尺の長さではないかと。少なくともこれだけの時間を費やしてじっくり見つめべき物語だし、そうやって三人それぞれに寄り添っていく姿勢が伺えるのは、何より好感。 [review] (くたー) | [投票(1)] |
★3 | 久しぶりの故郷への帰還、家族との再会。喜びに溢れた姿から幸せがこっちまで伝わってきて、見入ってしまう。 [review] (緑雨) | [投票] |
★3 | ハロルド・ラッセルのエピソードはいいものだが、冒頭に義手で煙草に火をつける件が最良であり、以降はどんどん常識的になる。『典子は、今』は本作の影響大だがこれなら典子の方がいい。 [review] (寒山拾得) | [投票] |