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「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

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こころ(1955/日)************

★3憂いの知識人を演じるのに森雅之 ほど、適役があろうか。そのほかの配役も実に良い。昔、中学の読書感想文コンクールで県の優秀賞をもらった作品がこれで、それなりに思い入れのある原作だけに、この映画化の成功はひときわ嬉し。 (ジェリー)[投票]
★2この映画も人物の縦構図のパンフォーカスとアップ挿入が嫌らしい。特に前半の安井昌二のアップカットは悉くダメだ。なんらかの感情をフィルムに定着させようとしたようにも見えないからほとほと困ってしまう。 [review] (ゑぎ)[投票]
★4漱石の暗黒のドラマ。読んでも映画でも読後感は重い。三橋達也がいい雰囲気。森は学生時代がちょっと軽薄。現代はいい。「わたし」の存在が曖昧なのだが、これは原作でも一緒。新珠に男同士の愛と誤解されるところが映画的だし、当時としては驚く。 (セント)[投票]
★4市川崑監督の初期作品の中では最高傑作だと思います。(2011/04/11) [review] (chokobo)[投票]
★3脚色でギリギリかわしているが国民文学の名作も行間の奥行きを取っ払い映像と言う直截な手段で再構築されると単なる三角関係の痴情劇になる。とは言っても雨の泥濘道の擦れ違いのモンタージュなどは若手作家が挙って模倣しそうな鮮烈な輝きをいまだに放つ。 (けにろん)[投票(1)]
★2覚悟してたけど、やっぱり退屈。何が面白いのか、さっぱり分からない。本当、市川崑の男を主役にした文芸作品って、合わないなぁ。森雅之新珠三千代は、それぞれハマり役だが。['08.7.10新文芸坐] (直人)[投票]
★3猪俣勝人ってこの程度なのか。キャストや美術は良いのだがホンに意欲が感じられず、文学は映画にならないというヒッチコックの名言の傍証に留まっている。これなら断然和田夏十に書かせるべきだった。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]