★5 | 真顔だったのかよという驚き……!
[review] (林田乃丞) | [投票(4)] |
★4 | 物語はなんてことないが、映像がやはりすばらしい。飛行機が雲に入り出てくる時の雲の様子や、ビデオ?テープを全部海に放り出すところ、建物に映った影など、細部まで凝っていて、これはもう快楽。見ていて気持ちよくなる。 (蒼井ゆう21) | [投票] |
★5 | 劇場で予告編を見たとき「監督、ノってないな」と思ったから今まで避けてきた。本編を見たとき、ノってないのではなくて監督はついに解放されたのだと気づいて泣けて仕方なかった。省略を極めた絵に最高の音楽、そして声優陣。これはまさに夢の物語だ。 [review] (サイモン64) | [投票(3)] |
★5 | 実際のところ、監督は世界を滅ぼしたいのだろうと思っていた。最後に何か撮るなら、タタリ神として、終わる世界を描いて欲しいと思っていた。だってすごく面白そうだから。でも、今、業を見据えて、翼が呪いから解放される日、未来を確信する「風」を描いた映画を託してくれたことが嬉しい。それも掛け値なしの本当の言葉で。『ナウシカ』のあの日のように「風」は止まないのだ。最高傑作と思う。(原作未読) [review] (DSCH) | [投票(11)] |
★4 | 好きなものをなぜ好きなのか、そんなのわからないんだ、ということをようやくぶちまけたのだろう。どこかにある「生きている線」を追い求めるアニメ作家宮崎駿の渾身の風の表現は、現時点で人類が到達した最高峰。ぜひ劇場での鑑賞をお薦めします。 [review] (おーい粗茶) | [投票(7)] |
★2 | 行間が広すぎる単なる絵が綺麗なアニメ。淡々と進行し淡々と終わる。描いてないものは全て汲み取れという姿勢は好ましくない。感心はするが面白みが全くない。仕事一徹で夢追い人・家庭を顧みない主人公は声優の力量も相まり無機質な人物像に仕上がった。ジブリのキャラクターは年齢不詳すぎる。いつも同じ顔で震災から10年、入社して5年という時の経過が全くわからない。 [review] (IN4MATION) | [投票] |
★4 | 本作は凄まじく中途半端な作品だ。でもそれこそが本作の素晴らしさでもある。好き放題映画作る楽しさに溢れてる。 [review] (甘崎庵) | [投票(6)] |
★3 | 偏執的とでも言いたくなる「風」の描写に対するこだわりなど、技術的な完成度の高さばかり印象に残り、観終わって2週間以上経つのに感想が定まらない。どうにも得体のつかめない映画だ。この夢想物語の語り手が、思考や主張することを放棄してるからだと思う。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(6)] |
★5 | 『ポニョ』に立ち込めていた死の匂いが転化し、老境の官能とでも呼ぶべき鮮やかさが全編に漲っている。傘、帽子、雨、雪、火事で舞う火の粉、煙、流れる雲、そして飛行機。それらを包む「風」。文字通り「風が立つ」瞬間を可視化させるための、一連の浮遊物。飛翔と風に対する狂おしいまでの表現欲。嗚呼、説話の経済的効率など大空の向こうへ吹っ飛ばす、瞬間瞬間のみの運動に立脚した宮崎駿の最新作はやはり傑作であった。 [review] (赤い戦車) | [投票(6)] |
★4 | にっぽんアニメ! (なかちょ) | [投票] |
★3 | ほとんどのシーンがスチール写真になり得る洗練された、絵になる画だ。音楽もラピュタに似ているが、より洗練されている。しかし、各エピソードがプツン、プツンと単発で切れていて、物語に入り込めない。時々眠くなってしまった。 (KEI) | [投票] |
★3 | 無邪気な映画である。夢のシーンが頻出するのも、歴史的現実を題材にしながらも奔放なイマジネーションの推進力だけで飛翔していくこの映画の無邪気さの免罪符、とまでは言わなくとも、無邪気さの純粋さと残酷さと無倫理性の証しだとは言える。 [review] (煽尼采) | [投票(3)] |
★2 | 二人の実在の人物の話を融合するというアイデアは悪くはなかったが、宮崎駿のストーリーテリング能力がそれを生かし切れているのかは、制作者側がもっとシビアに見るべきである。 [review] (Master) | [投票(7)] |
★4 | 牛と地震。飛行と引退。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(3)] |
★4 | 「風立ちぬ、いざ生きめやも」という日本語訳の適否には諸説あるそうだけれども、ともかく、常識的な認識の枠組み内では何らの関係も持たないはずの「風」と「生きること」に何らかの連絡を見出だせずにはおれない感受性において、ポール・ヴァレリーと堀辰雄と宮崎駿は一直線に連なるのだろうかしらん。 [review] (3819695) | [投票(7)] |
★5 | ここで「生きる」とは「誠実に生きる」ことである。何故誠実に生きなければならないか?人間の人生は有限だからだ。人生の有限性を否応にも実感させられる年齢にならなければこれは伝わらないだろう。その意味でR-40指定。 [review] (緑雨) | [投票(7)] |
★3 | まぁ泣けるけど、結局のところ長くてつまらない。 [review] (stimpy) | [投票] |
★4 | アニメなんて言ってはいけないほど綿密な絵。それはフィルム映画と全く遜色がないほどだ。集団のシーンでも一人一人、顔の表情が違い、全く劇映画のごとくであります。唸りました。 [review] (セント) | [投票] |
★4 | 間違いなく戦争と殺戮が背景にある物語であるのに、画面いっぱいに満ち溢れる幸福感。ナチスの宣伝映画を撮ったレニ・リーフェンシュタールは「私は政治には全く興味はなかった。興味があったのは美だけ」と言ったそうだが、この映画にもそういう精神性を感じる。 (太陽と戦慄) | [投票(3)] |
★3 | 画面はキレイ。美術がよい。昔の建物の質感が懐かしい。話はエピソードの羅列でつまらない。ドラマはない。ひこうき雲も名曲だが、紙ヒコーキの方が映画に合ったのでは。それにしてもラストにかかるだけの曲に大騒ぎすることもあるまい。まあ普通のジブリ映画でありました。 (ぱーこ) | [投票(2)] |