★5 | この映画を見た頃、私もやたら走りたかった。道を歩いていて、突然なんだかわかんないけど、何に対してかもわかんないけど、ばかやろ〜っっ!!て感じで、もう走らないわけにはいかない。あれと同じものが、この映画に、あった。 (イライザー7) | [投票(1)] |
★4 | ゴーギャン的平面化にマチスの色感を掛け合わせたような斬新な構図が素晴らしい。照明は加藤泰に似たところもあってこれまた新鮮。ドゥニ・ラヴァン、ミシェル・ピコリ、ジュリエット・ビノシュの俳優の不均衡がこの不均衡ドラマを完璧に具現化して秀逸。 (ジェリー) | [投票] |
★4 | 単純な犯罪映画のプロットに青春メロドラマを掛け合わせて「詩的な」言葉で彩る、程度の戦略をヌーヴェルヴァーグ以降の作家が持っているのは当然だが、ここには腹話術やバイクに跨るジュリー・デルピーなどとても素敵なアイデアが詰め込まれている。ジュリエット・ビノシュは一向に喋ろうとしない登場後数シーンが特によい。 (3819695) | [投票(1)] |
★3 | ラバンがmodern loveに乗って駆ける噴火したようなシーンこそ観たいのに、ほとんどが贅肉。 (ドド) | [投票(1)] |
★5 | 悲しすぎる若気の至り。青臭いって嫌なことだなあとほんとに思う。それにしてもビノシュの登場シーンは強烈だったなあ・・・。 (太陽と戦慄) | [投票(1)] |
★4 | 光と闇は強調し合い輝きを増す幻。現実に背を向けても現実は足早に通り過ぎる。夢にしがみ付いてもその腕はいずれ解き放たれる・・・夢は夜見るもの。朝がくる限り夢は醒めてしまう幻だから。彼の行動にはそんな苦悩に満ちた思考が窺える。 (かっきー) | [投票(3)] |
★4 | 映像は超絶カッコいいのに青臭いポエムみたいな台詞が凄く邪魔。でもこの1カット1カット全力投球してる感じは嫌いじゃない。やりたいこと撮りたいもの全部ぶち込みました!的なエネルギーに満ちている。若いうちにしか撮れない映画だね。それも才能のある人に限る。 (赤い戦車) | [投票(1)] |
★4 | カラックスの、青くさい「オレ映画パワー」が炸裂している。その圧倒的な「オレっぷり」を受け入れられれば、きっとブリリアントな映画。 (tredair) | [投票(4)] |
★1 | スカシた映画は嫌いだ。 (ペンクロフ) | [投票] |
★5 | 大胆な色使い。緩急のある斬新な展開。語られるポエム。後半はストーリーも出てきて、青空への回帰。疾駆。青春の終り。過去の映画の粋を集めて散りばめた映画なんだが、それでも新しさがあるから僕たちはその永遠の深遠に感動してしまう。
[review] (セント) | [投票(1)] |
★5 | ジュリエット・ビノシュが30歳役には見えないしそうである意味もない。ただただ美しさに何も言えず、眼球に彼女を閉じ込めるためだけに映画を観る。 [review] (drowsy) | [投票] |
★5 | ゴダール=クタールの共闘関係に色使いで並びレンズ使いで凌駕したとも思える撮影。あまりなボウイのポップスに乗ってのザーメン臭い若者の自己解放も仏映画史を負うノワレが押さえて均衡する。まあ、格好いいものはいいんだから仕方ない。 (けにろん) | [投票(1)] |
★5 | ジュリエット・ビノシュを美しく撮ることに命をかけてるはず。この世のものとは思えない。自分の前髪を下からふっと吹くシーンが忘れられない。全体の世界観も魅力的で、私の中でSFの定義が変わった。 (mal) | [投票(1)] |
★3 | 画面の色づかい同様、カラックスの青さが爆発してる! [review] (埴猪口) | [投票(1)] |