★3 | 罪深い俗人がにわかに改悛する。それを支えるのが聖職者。この一対が男と女であったときに起こることを夜の闇の中の台詞のやり取りで見せる。音が効果的だ。セントルイスブルースのSP盤、激しい雨音、南洋の土俗的なドラムの響き。あるある話だが、状況設定のうまさに呻ってしまう。 (ジェリー) | [投票] |
★4 | まず、冒頭の雨の中の兵士達の行軍シーンから吃驚させられる。クロフォードの登場シーン(2回ある)なんか臭い演出だけど、ケレンみがあっていい。ルイス・マイルストンの演出は、とても幼く感じるのだが、クロフォードとヒューストンの存在感が補って余りある。 (ゑぎ) | [投票] |
★4 | ジョーン・クロフォードと「セントルイス・ブルース」でおなかいっぱい。 [review] (chokobo) | [投票] |
★4 | 原作を中学生の時に読んで、大人になる気が失せた。大人になってこの映画のクロフォードのサディーを観て、ますます勇気がなくなった。 (動物園のクマ) | [投票] |
★5 | 主人公が追い込まれていく中盤の展開が階段上下差を生かした佳境で決着するのだが、その幽体離脱を思わせるカメラのティルトアップは描かずともの映画論法の昇華形。長回しを含めマイルストンの演出は冴えてる。止まない雨の閉塞もラストを際立たせた。 (けにろん) | [投票(1)] |
★3 | ハリウッド名作にたまにある過分に舞台調な作品のひとつ。心理説明無視の即物的で唐突な転換をどう取るかで感想は変わってくるだろう。 [review] (寒山拾得) | [投票] |