「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント
大悪党(1968/日) |
トリック&法廷サスペンスとしては荒唐無稽だが、ピカレスクロマンとしては一級品。財前五郎に勝るとも劣らぬこのハマリ役の悪徳弁護士をシリーズ化し損ねた田宮二郎はつくづく不遇の名優であった。 (町田) | [投票(2)] | |
ギョッとするような話なのだが、不思議に陰惨さがない。皆、頼もしく見える。ついニヤリとしてしまう。 [review] (G31) | [投票] | |
前半の監禁サスペンスと後半のマユツバものの法廷劇に焦点が分散してしまい、しかもそれぞれがいまいちパンチ力不足。「大悪党」っていうほどのワルさを感じなかった。皮肉めいたホロ苦い余韻の残るラストはなかなか粋でよろしい。 (緑雨) | [投票] | |
そこそこ面白いが、法廷シーンなどおかしい所もいくつかあるし、シリーズ化を見込んだっぽいラストが今いち。緑魔子が痺れる!['04.6.21高槻松竹セントラル] (直人) | [投票] | |
「恐喝と婦女暴行だけなら2、3年で出てくる。奴は必ず君を見つけ出して復讐する。ヤクザは執念深く、おまけに暇だ」暇だってのがとてもリアル。台詞が立っている。 [review] (寒山拾得) | [投票] |