★3 | 主人公の来歴なぞ必要もないものを寸語りするので純度が落ちる。故に一方的に「モンスター」に蹂躙されまくるだけのバカ絶対映画の地位さえ失った。でも、そんな地位に意味があるとも思えない。伊藤は確かに悪くないが、終盤の二階堂の目力こそ特筆。 (けにろん) | [投票(7)] |
★3 | もっと軽快に!と劇中で自ら鼓舞しておきながら、「Mack The Knife」の力を借りても、いまひとつ殺戮に軽やかさが出ないのは、ハスミンの過去を語り過ぎたからだろう。エクスキューズは、安心を生むだけで「悪」の純度を薄めてしまう。得体の知れなさこそが魅力。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(7)] |
★3 | 何か出だしから三池ではないような計算した映像作り、その展開にはっとする。いつものちょっと不用意な(失礼)荒いタッチが見当たらないのだ。ラストの執拗なクラスメート大殺戮を見るまではずっと非三池である。 [review] (セント) | [投票] |
★4 | ヒャッハー!楽しー!バランスを欠いたバランスの映画。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票] |
★4 | 仕事ができることの徳性を、理念的な舞台を設定することで、抽出しようとする志向は、生徒らを技術的特性で分類して組織化する試みからも、明らかだろう。かかる徳が、徳とは全く反する現象から浮かぶ様には、独特の眩惑がある。 [review] (disjunctive) | [投票(1)] |
★3 | 『バトル・ロワイアル』的なイメージかな、って感じで観てみたけど結構違って楽しめた。異常人格からの静かなる狂気具合が伊藤英明にぴったりだった。特にエンジンがかかりだした後半は言葉を失う凄惨さ。あと二階堂ふみと染谷将太の表情は秀抜で印象に残った。 (deenity) | [投票] |
★2 | 動機や背景が描かれない単なるサイコキラーって全然魅力を感じないんだよね。何でスイッチ入っちゃったのか全然わからない。ただ、伊藤英明は演技の幅が広がった気がする。単なる『海猿』の人ってイメージが少しは払拭されたかな。続編あるんだ? あんまり必要ない気もするけど。テレビで深夜枠にやってくれたら観るわ。 (IN4MATION) | [投票(1)] |