★3 | 三部作中この二作目が最もグッと来た。それは多分に好みの問題だろう。まず本作から三船敏郎が関東同盟のドンを演じるようになり、伴って関東同盟側の描き方に厚みが出たこと。さらにこれによって美術装置の見せ場がかなり増えたという点が大きい。 [review] (ゑぎ) | [投票(2)] |
★3 | 岸田、高橋の情報部隊と武闘派文太、東京詣で大はしゃぎの藤岡琢也の裏で暗躍する頭脳派ヤクザ松方弘樹がインテリに見えず、大島(渚)組結集の感がある三船軍団の方が知性的に見え始め、最後はジジイとガイジンのアイドル金沢碧の映画に成り果てる。
(ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★3 | 突然湧いて出てくる野坂昭如が笑える
(TOMIMORI) | [投票(1)] |
★4 | 鶴田退場で均質化された世界は強度を増しつつ政財界を巻き込み拡散する。乗っ取り戦の前段から海外利権を巡る後段へと脇で牽引する藤岡や小池のテンションこそ肝。大騒ぎの後方で沈鬱な松方のどマジメぶりが愛しくも笑える。テンコ盛りです。 (けにろん) | [投票(1)] |
★3 | 3部作の真ん中だからか、やや中だるみ。とは言え、141分を飽きずに見せるのは、ひとえに佐分利信の存在感。三船敏郎が今イチ目だってなくて残念だが、3作目に期待。'70年代の菅原文太は相変わらず、超男前。岸田今日子、高橋悦史が好演。['08.5.15DVD]
(直人) | [投票] |
★3 | 史実に密着すると面白く、離れると退屈になる。金子信雄による田中角栄の戯画は爆笑もの。 [review] (寒山拾得) | [投票] |