★5 | 男女の群衆、自転車、犬、馬(馬車)……。この端的に量的な過剰。まったく破格の面白さだ。とりわけ犬の動きの面白さといったらない。これが映画である。 (3819695) | [投票(2)] |
★3 | モブシーンが映画的であることを了解していたのだ。途中の犬の走りざま、自転車の男のゆれざまがいい。門が閉じられ終わる。またぞろ『捜索者』を想う。 (ゑぎ) | [投票(4)] |
★3 | なぜか、「おーっ」と声を上げたくなる。そういう興奮なんだよな、映画って。 (動物園のクマ) | [投票(1)] |
★5 | この作品、何度見ても見厭きないのは、これこそがエンターテインメントの核のひとつだからだろう。映画において「モブ」シーンこそがスペクタクルの肝なのだということを、この時点ですでに嗅ぎ取って「工場の出口」という日常に見出した映像嗅覚の鋭さに驚く。 (ぽんしゅう) | [投票(3)] |
★3 | 義手や義足、写真機材等の製造工場らしいけど、おばちゃんがやけに多いね。
(TOMIMORI) | [投票] |
★4 | 犬は完全に演出である。それと扉、後半に奥からぬっと現れてくる馬車も恐らくリュミエールの指示によるものではないかと思っている。工場の出口から出ていく老若男女たち。その一人一人の顔、所作。不鮮明ではあるが一人一人に人生のドラマがあるのだろう。 (赤い戦車) | [投票(1)] |
★3 | 固定キャメラの的確な構図のなかを蠢く動的な何ものか(集団、列車、ホースを伝う水等々)を捉えようという方法論の嚆矢。「工場からの退社」ではなく「工場の出口」と訳する邦題の静的なセンスは違う気がする。 [review] (寒山拾得) | [投票(1)] |