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「小津安二郎」(システム既定POV)の映画ファンのコメント

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リュミエール工場の出口(1895/仏)************

★5男女の群衆、自転車、犬、馬(馬車)……。この端的に量的な過剰。まったく破格の面白さだ。とりわけ犬の動きの面白さといったらない。これが映画である。 (3819695)[投票(2)]
★3モブシーンが映画的であることを了解していたのだ。途中の犬の走りざま、自転車の男のゆれざまがいい。門が閉じられ終わる。またぞろ『捜索者』を想う。 (ゑぎ)[投票(4)]
★3なぜか、「おーっ」と声を上げたくなる。そういう興奮なんだよな、映画って。 (動物園のクマ)[投票(1)]
★5この作品、何度見ても見厭きないのは、これこそがエンターテインメントの核のひとつだからだろう。映画において「モブ」シーンこそがスペクタクルの肝なのだということを、この時点ですでに嗅ぎ取って「工場の出口」という日常に見出した映像嗅覚の鋭さに驚く。 (ぽんしゅう)[投票(3)]
★3義手や義足、写真機材等の製造工場らしいけど、おばちゃんがやけに多いね。 (TOMIMORI)[投票]
★4犬は完全に演出である。それと扉、後半に奥からぬっと現れてくる馬車も恐らくリュミエールの指示によるものではないかと思っている。工場の出口から出ていく老若男女たち。その一人一人の顔、所作。不鮮明ではあるが一人一人に人生のドラマがあるのだろう。 (赤い戦車)[投票(1)]
★3固定キャメラの的確な構図のなかを蠢く動的な何ものか(集団、列車、ホースを伝う水等々)を捉えようという方法論の嚆矢。「工場からの退社」ではなく「工場の出口」と訳する邦題の静的なセンスは違う気がする。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]