★3 | もとより、超広角レンズの使い倒しは見る前から予想していたので、そこは我慢する覚悟を決めていたのだが、しかしそれでも、魚眼レンズとそれを強調するような、アイリスのような除き窓のような丸い視野の画面の頻出には辟易した。 [review] (ゑぎ) | [投票] |
★5 | もう冒頭から食い入るように見てしまった。それは見てはいけないものを見るようなどこか邪悪の漂う内容だが、立派に一つの骨太の女性映画といっていいほどの力量を持つ、あるいは古書から大哲学に導き出されるようなトンデモナイ秀作でした。 [review] (セント) | [投票] |
★4 | 自殺の末に神ではなく人為によて新たに命を得た人間ベラ(エマ・ストーン)の成長譚。つき詰めれば「欲望の全肯定」であり反宗教的な世界観によるルールの作り直しなのだろう。その末に到達した反動的ですらある人間至上主義による生命/自然界支配の不気味なこと。 [review] (ぽんしゅう) | [投票] |
★4 | 18禁哲学映画。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(1)] |
★4 | 奇想を塗した成長譚が降って湧いた復讐のリアリズムにギアチェンジするのが唐突感を免れない。にしてもパリの娼館などランティモス特有のゲテ趣味が随所で炸裂し惹かれる。一方で都市景観のCGは狙い過ぎて凡庸。ラファロの腹芸が両者を繋ぎ留める。 (けにろん) | [投票] |
★2 | 見た目以上にフランケンシュタインの威を借りているところがある。ウィレム・デフォーが出ていなければ成立しないとさえ思える。 [review] (kiona) | [投票(1)] |