フライトプラン(2005/米) | ★3 「本日はアルト航空ベルリン発NY行きをご利用いただきありがとうございます。ご搭乗のお客様にご案内いたします。どなたか機内にてジュリアちゃんという名前の6歳の女の子をお見かけになりませんでしたでしょうか?。搭乗記録に見当たらないのでございますが、数日前にご主人を亡くされたばかりの、航空設計士のカイル・プラット(ジョディ・フォスター)様が、「確かに娘は存在するの!」とすごい剣幕でお探しになっていらっしゃいます・・・。機内をくまなく探索いたしましたが、どこにも見つかりません。どなたかお心当たりの方はいらっしゃいませんでしょうか・・・」 (プロキオン14) | [投票(8)] |
殺人ゲームへの招待(1985/米) | ★5 正体不明の人物からニューイングランドの古い洋館に招待された、マスタード大佐、プラム教授、ホワイト、ピーコック、グリーン、スカーレットの6名の男女。晩餐をきっかけに巻き起った惨劇の犯人は誰か? いや、そもそもこの集まりの目的は何か? 執事・ワズワースと美貌のメイド・イベット(すばらしい胸!)なども含めた曲者キャラだけで贈るミステリー・コメディ。“参加者の誰もが探偵であり容疑者でもある”というボードゲーム「CLUE」をモチーフに、アメリカ公開時には劇場によって3つの結末が用意されたという異色作。ビデオではラストに3本とも入って超お得ですよ。 (高円寺までダッシュ) | [投票(2)] |
生きる(1952/日) | ★4 30年間、市役所の市民課長として月並みに仕事に従事してきた渡辺(志村喬)は、自分が胃癌であることを知らされ、はじめて自分がおくってきた人生の空しさに気づかされる。彼は妻とは死別、息子との関係は冷えており、若い娘(小田切みき)と遊んでみても心は晴れない。そんな折、下町の小母さんたちの陳情に耳を傾け行動を始めたとき、彼の心にある小さな生き甲斐が芽生えはじめる…雪の降る公園のブランコで歌う「ゴンドラの歌」はあまりにも有名な一シーン。1953年度ベルリン国際映画祭にて銀熊賞受賞。〔東宝・143分・モノクロ・スタンダード〕 (水那岐) | [投票(2)] |
鬼が来た!(2000/中国) | ★5 1945年の冬、日本軍の支配下にある中国・華北地方のとある村。村人のマー・ターサン(馬大三、チアン・ウェン)の家に、突然見知らぬ男が押しかけてきた。“私”としか名乗らないその男は、「しばらく預かれ」と言って2つの麻袋を置いていく。中に入っていたのは、花屋小三郎(香川照之)という日本軍の軍曹と、通訳・トン(ユエン・ティン)だった。「殺せ!」と叫ぶ花屋、「殺さないでくれ!」と哀願するトン、そしてこの二人をどう扱ったものか図りかねる村人たち。しかし、またやって来るはずの“私”が現れないまま時が過ぎるうち、花屋と村人たちの関係は次第に変化を見せていく…。[140分/パートカラー/アメリカンヴィスタ] [more] (Yasu) | [投票(21)] |
ヒューマンネイチュア(2001/米=仏) | ★5 ホルモン異常で宇宙一毛深い女ライラ(パトリシア・アークェット) 。幼児期から厳格に躾られた為、成人して以降も本能を否定し、ネズミにテーブルマナーを教える研究を行う博士ネイサン(ティム・ロビンス) 。人間社会からの偏見に苦しんだ、ライラは一人森で暮らすことを選び、森での体験と人間社会への皮肉を込めた本「Fuck Humanity」を出版、これが大ベストセラーになり巨額の金を手に入れる。やがて男を求めて人間社会に戻ったライラは、全身脱毛のすえ男欲しさから主義も考え方も違うネイサンと出会い結婚へ、そして2人で森を散策中、幼い頃から森で育ち自分を類人猿と思いこんでいる男(リス・エバンス) と出会う。 [more] (Kavalier) | [投票(1)] |
ターミナル・ベロシティ(1994/米) | ★3 フェニックスでスカイダイブのインストラクターをするディッチ(マーティン・シーン)の元に或る日、クリス(ナスターシャ・キンスキー)という美女が訓練の申し込みに訪れる。一発でメロメロになったディッチは訓練もせずに飛びたがる彼女の言うがままに飛行し、目を離した隙にクリスは勝手に空中に飛び出して墜落して死んだのであった。殺人容疑で追われる身となったディッチは身の潔白を証明しようとクリスアパートに忍び込んだところ、クリスがスカイダイブの熟達者であったことを知る。そこに突如、暴漢が襲いかかってきた…。フェリーニのアシスタントで修行したというデラン・サラフィアン監督作。 (けにろん) | [投票(1)] |
トワイライトゾーン 超次元の体験(1983/米) | ★4 人気TVシリーズの映画化で、全4話を4人の監督がそれぞれ担当。「人種差別主義の男」「老人ホームで暮らす老人達」「ある少年に気に入られた女」「飛行機が苦手な男」が不可思議な世界に迷い込んでいく。
なお、ビック・モローはこの映画の撮影中の事故で亡くなった。102分 カラー スタンダードサイズ (Myurakz) | [投票(1)] |
ナイトライダー(1982/米) | ★3 「陰謀と破壊と犯罪の渦巻く現代によみがえる正義の騎士」の物語。 (prick) | [投票(2)] |
トレーニング・デイ(2001/米) | ★4 ジェイク(イーサン・ホーク)は麻薬取締課に配属されたばかりの新人刑事。ロサンゼルス市警の伝説的名刑事アロンゾ(デンゼル・ワシントン)とコンビを組むことになる。 「かよわい子羊でいるのか。獰猛な狼になるのか。それを選べ」 正義感に燃えるジェイクにアロンゾはこう言い放つ。ジェイクは初日早々、捜査のためなら法を簡単に犯すアロンゾの姿を目のあたりにするのだった・・・。(122分) [more] (AONI) | [投票(5)] |
ニュー・シネマ・パラダイス(1988/仏=伊) | ★5 戦後のシチリアにある小さな村が物語りの舞台。村の唯一の娯楽はパラダイス座で上映される映画。この村で育つ少年トトも母親の目を盗み映画館に通い、映画に魅せられていく。映写技師のアルフレードの大きな愛情に包まれ、映画館を愛する村の人たちに囲まれトトは成長していく。資産家の娘エレナとの初恋とすれ違いを通し、故郷を後にするトト。全編、映画と人に対する愛情にあふれている。エンニオ・モリコーネの切ないメロディもこの物語の優しさをより一層引き立てている。カンヌ・グランプリ、アカデミー賞外国語映画賞を受賞した不朽の名作。映画館で公開されたものと、ビデオ・DVD用の完全版の2バージョンがある。 [more] (kinop) | [投票(2)] |
戦艦ポチョムキン(1925/露) | ★4 帝政ロシア末期、戦艦ポチョムキン号の船上では、乗組員たちが食事の悪さに不満を募らせていた。やがて食事を拒否した水兵を士官たちが処刑しようとするに及んで、ついに水兵たちは反乱を起こして戦艦を乗っ取る。この時犠牲になった水兵の遺体がオデッサの街に安置されたのをきっかけに、ロシアの圧政に対する革命の気運は街全体にも拡がってゆくが…。[74分/モノクロ/スタンダード] [more] (Yasu) | [投票(3)] |
張り込み(1988/米) | ★4 米西北端の港町シアトル。中年刑事クリス(リチャード・ドレイファス)と若手のビル(エミリオ・エステベス)はFBIからの特命で脱獄囚の恋人であるマリア(マデリン・ストウ)の家を24時間体制で張り込むよう命じられる。2人は退屈な仕事に嫌気を感じつつも、彼女の美人ぶりにはただならぬ関心を抱いていた。そんなある日、我慢の限界を超えたクリスは電話工事として家を訪問。彼女の魅力に完全に参ってしまう。こうして刑事と犯人の恋人の奇妙な恋愛劇が始まった。全米で4週連続1位を独走。大ヒットを記録したスリルと笑いの新タイプ刑事アクション&ラブ・コメディ。主演2人のヒゲは役作りの為に出会った刑事の殆どが口ヒゲをたくわえていたため真似したらしい。 (tacsas) | [投票(2)] |
未知との遭遇(1977/米) | ★5 消息不明だった戦闘機が、突然メキシコの砂漠に現れたのをきっかけに、アメリカ各地でUFOが目撃される。ロイ(リチャード・ドレイファス)もある夜、UFOに遭遇、不思議な体験をする。その日から彼の生活は一変し、仕事も家族もそっちのけでUFOに再会すべく日々を送る。研究家達はUFOからのメッセージを受信、彼らとのコンタクトにも成功する。そしていよいよ、、、人間と異星人との接触を感動的に美しく描いたSF超大作。オリジナルは1978年アカデミー賞最優秀撮影賞受賞、1979年グラミー賞最優秀映画用アルバム作曲賞受賞。今回の「特別編」は巨大宇宙船の内部、ロイの家庭場面を追加、再編集したものである。 (KADAGIO) | [投票(6)] |
メメント(2000/米) | ★5 俺はレナード(ガイ・ピアース)。妻を殺した犯人を探している。それなのに俺は10分前のことも思い出せない妙な病気になってしまった。だから大事なことはペンとカメラ、刺青で何とか記録してきた。幸い情報提供者も二人いる。もう少しだ、もう少しで犯人が.....妻が殺害されたときから数分前の記憶を失う「前向性健忘症」という記憶障害になり、不安な日々を送りながらも必死に犯人を探すレナード。果たして彼は犯人を見つけられるのだろうか? 予測不可能な展開で観客を魅了し、リピーターが続出したリワインド・ムービーの大傑作。 (KADAGIO) | [投票(8)] |
カクテル(1988/米) | ★2 野心家のブライアン(トム・クルーズ)は百万$を稼ぎ出す為、兵役を終えニューヨークへ戻る。意欲を持って就職活動を開始!しかし、世の中は学力社会・・・。大学を出ていないブライアンにとっては厳しい状況だった。ビジネススクールに通い夜はバーでアルバイトをする事にする。ブライアンは、大先輩のバーテンダーコグランの指導のもとに技術を身につけていく。やがて業界の大スターになるが新しい目標を持ちブライアンはジャマイカへと旅立った。日本では映画はまずまずでしたが、カクテルドリンクは上昇販売!別な意味での大ヒット作である。 (かっきー) | [投票(2)] |
ポルターガイスト(1982/米) | ★3 フリーリング家の主人スティーブ(クレング・T・ネルソン)はやり手の住宅セールスマン。抜群の営業成績により、社長から新興住宅地の一等地をプレゼントされる。スティーブの末娘キャロル・アン(ヘザー・オルーク)は、サンドストーム状態のTV画面をジッと見つめていた。次の夜、同じようにTV画面を見つめていると、フリーリング家の建物は大地震の如く揺れだす。翌朝、TVニュースを確認するものの地震の報道は無い。それ以来、この一家に不思議な現象が多発しだす。スティーブン・スピルバーグは、『E.T.』のロケと同じ住宅地を選んで、本作では製作を担当して同時進行させた。 解説はスピルバーグにご用心→ [more] (アルシュ) | [投票(11)] |
遠い夜明け(1987/英) | ★4 1975年、世界中に悪名の轟いていた人種隔離政策が猛威を振るっていた南アフリカ。リベラル派を自認する白人ジャーナリストのドナルド・ウッズ(ケビン・クライン)は、自ら書いた記事がきっかけで、黒人の活動家スティーブ・ビコ(デンゼル・ワシントン)を紹介される。彼の思想に共鳴したウッズは、半ば公然とビコを支持するようになる。しかしその後、政府の軟禁下にあったビコが自宅を抜け出して拘束・投獄されてから、ウッズにも政府の締めつけが及ぶようになり…。 [more] (Yasu) | [投票(1)] |
スター・ウォーズ(1977/米) | ★4 ジョン・ウィリアムズの壮大な曲、「So long long ago・・・(遠い昔、遥かな銀河系で・・・)のテロップが流れる。帝国と反乱軍の戦いを描いたSFX超大作の記念すべき第1作目。ハン・ソロ、ルーク・スカイウォーカー、レイア姫、C−3PO、R2ーD2、チューバッカといった個性あふれるキャラクタが銀河で繰り広げる冒険活劇は万人の支持を受け、『スターウォーズ/帝国の逆襲』、『スター・ウォーズ/ジェダイの復讐』に続いていく。1997年にはジョージ・ルーカス率いるILMがCGの再加工と画像や音のデジタル化を施した特別編も公開された。 (kinop) | [投票(3)] |
ブレア・ウィッチ・プロジェクト(1999/米) | ★5 1994年10月、「ブレアの魔女伝説」の言い伝えが残る森でドキュメンタリーを撮影していた3人の学生が消息を絶った。それから1年後、発見された撮影済のフィルムに写っていた恐怖の残滓(ざんし)とは…。「1人称の恐怖」が体験できる新感覚ホラーながら、想像力が要求される内容故、観た人によって評価が全く分かれる問題作。その是非はともかく、このような作品が大成功を収めるアメリカという国の観客のレベルの高さ、そして懐の深さにはただ感服するのみである。(本篇81分) (ガブリエルアン・カットグラ) | [投票(4)] |