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ぽんしゅうさんのあらすじ: 投票数順

★3女高生 天使のはらわた(1978/日)バイクで疾走する川嶋(深水三章)、梶間(河西健司)、貞国(樋口達馬)。三人はアベックを襲い金を巻き上げ女をレイプする。そんな無軌道な生活をおくる若者達であるが、リーダーの川嶋には一緒に暮らす中学生の妹メグ(川島めぐ)を自分の働いた金でなんとか一人前に育てたいという思いもあった。ある日、川嶋とメグは梶間が女子高生の名美(大谷麻知子)を襲おうとしている現場に遭遇し、川嶋は妹の手前名美を助け出してしまう。「何をカッコつけてんだ」と捨て台詞を残し、その場を立ち去った梶間を、その晩川嶋は訪ねるのだが・・・。石井隆原作「天使のはらわた」シリーズ映画化第一作。日活ロマンポルノ(79分/カラー/ワイド) [投票]
★3夜霧よ今夜も有難う(1967/日)神戸港。航海を終えた相良(石原裕次郎)は船のデッキから、恋人の秋子(浅丘ルリ子)にすぐに教会で式を挙げようと求婚の電話を入れた。喜び勇んで教会へ急ぐ秋子の身を悲劇が襲う。教会で待ち続ける相良の前に、ついに秋子が姿を現すことはなかった。4年後の横浜。相良は密出国者の手助けをしながらナイトクラブのオーナーとして暮らしていた。ある夜、店にグエンと名のる女性連れの紳士(二谷英明)が現れ、妻だと紹介したその女こそ4年前に姿を消した秋子だった。ハンフリー・ボガードイングリッド・バーグマン主演、マイケル・カーティス監督の名作『カサブランカ』(42年)の翻案。(95分/カラー/ワイド)[投票]
★3陸軍中野学校 竜三号指令(1967/日)昭和15年、上海。日中戦争終結に向けた日本の和平交渉団全員が何者かに暗殺される。竜三号事件と名付けられたこのテロの真相究明に、陸軍中野学校の椎名(市川雷蔵)がのりだす。上海の特務機関から、現地の親日派・張(松村達雄)の監視依頼を受けるとともに、椎名は現地人に変装し暗殺現場に残された銀貨を手がかりにナイトクラブの賭博場への接近を試みる。そして、そこが外国諜報機関の連絡中継所で親日派商社マン・スタイナーがスパイであることを突き止めた。一方、現地の放送局に勤める林秋子(安田道代)のラインから張とアナウンサー宋(滝田裕介)の情報ラインも浮かび始める。シリーズ第3作目。(88分/モノクロ/シネスコ)[投票]
★3天使のはらわた 赤い眩暈(1988/日)看護婦の名美(桂木麻也子)は、ヌード専門カメラマンの太田(小林宏史)と同棲していた。大胆なポーズをとるモデル達の写真を見て、小さな嫉妬に心が揺れる名美だが太田を信頼する気持ちに変わりはなかった。しかし、名美を裏切りが襲う。病院で患者から暴行を受け、傷心で逃げ帰ったアパートで太田の浮気を目撃すしたのだ。一方、証券マンの村木(竹中直人)は、金を使い込み客からも会社からも追われる身。自暴自棄で車を走らせる村木の前へ、突然飛び出す女。太田のもとから無化夢中で逃げ出した名美であった。劇画「天使のはらわた」シリーズの作者で脚本家でもある石井隆の監督デビュー作。日活ロマンポルノ(75分/カラー/ワイド) [投票]
★3陸軍中野学校 開戦前夜(1968/日)昭和16年1月、日米交渉が事実上決裂し両国は一触即発の状況下にあった。その頃、陸軍中野学校の椎名(市川雷蔵)は、香港で柏木中佐(内藤武敏)と磯村大尉(細川俊之)、現地在住の一之瀬秋子(小山明子)の協力を得て極東米英軍の機密情報の入手に成功する。椎名がもたらした情報から衝撃的な事実が判明し大本営は色めき立つ。なんと御前会議の内容が米英側に洩れていたのである。草薙中佐(加藤大介)の命を受け調査を始めた椎名は、御前会議参加者の中で大原博士(清水将夫)の看護婦金井(橘公子)と会議の模様を描いた画家の水池(船越英二)に狙いを定め接近を図る。シリーズ5作目(89分/白黒/シネスコ)[投票]
★4憎いあンちくしょう(1962/日)北大作(石原裕次郎)は、マネージャーで恋人の典子(浅丘ルリ子)と知り合って以来、彼女の才覚もあって今やラジオやテレビ出演を分刻みでこなす人気タレントである。二人は自分達の愛が本物であることを信じ、プラトニックな関係を続けているが押寄せる倦怠感に不安も抱いていた。ある日、大作の番組に九州で医療活動を続ける恋人のもとへ無報酬で中古ジープを運んでくれる人を捜して欲しいという美子(芦川いずみ)が出演する。二人もまた2年間一度も会っていないが、今も純粋な愛で結ばれていると言う。それを聞いた大作は、スケジュールを投げ出して運搬役は自分がやると生放送で約束してしまう。(105分/カラー/シネスコ)[投票]
★4陸軍中野学校 密命(1967/日)昭和15年。中国で諜報活動中の陸軍中野学校の椎名(市川雷蔵)は、憲兵隊に逮捕され投獄先で元外務大臣高倉(山形勲)と偶然親しくなる。まもなく釈放された椎名は上官の草薙中佐(加藤大介)から、今回の密命は獄中で知り合った高倉の身辺を洗うことだと聞かされた。親英派の高倉を通じて英国諜報部へ日本の機密が流れているという。早速、椎名は一人娘の美鈴(高田美和)と箱根で静養中の高倉のもとを訪れる。そこで催されていたパーティーには英、米の大使夫妻も姿を見せていた。その中で椎名はドイツ大使館武官ウィンクラーと親密な関係にある男爵未亡人(野際陽子)に近づく。シリーズ第4作目(88分/白黒/シネスコ) [投票]
★3青春の門 自立篇(1977/日)昭和29年、伊吹信介(田中健)は筑豊を後に早稲田の文学部に入学する。アルバイトだけで自活しようとする信介だが、生活は苦しく授業にも興味が湧かない。しかし信介が放つ無垢で無骨な魅力に引き寄せられ、学生演劇家伊藤辰夫、資本家令嬢高瀬春奈、インテリ娼婦いしだあゆみ、信介を追って上京した織江(大竹しのぶ)、池袋のヤクザ梅宮辰夫らが現れる。中でも体育教師石井(高橋悦史)は、信介にボクシングの才能を見出し防御こそ最大の攻撃であるという持論を説く。五木寛之の同・筑豊篇に続く第二作の映画化。(162分)[投票]
★2竹久夢二物語 恋する(1975/日)明治39年。23歳の夢路(北大路欣也)は、2歳年上の未亡人たまき(梶芽衣子)に求婚する。すでに名声を得ていた夢路であったが、理想のモデルたまきを得てさらに画壇での地位を確立していった。明治45年。大逆事件に名をつらねた夢路は検挙され、それが原因でたまきと長男を残し家を出て創作活動を始めた。しかし初の個展を目前にひかえ夢路は行き詰まる。彼には、どうしてもモデルが必要であった。それは、たまき以外には考えられない。たまきのもとを訪ねた夢路は、土下座して復縁を迫るのであった。夢路の自伝小説「出帆」を加藤泰が脚色。監督は『津軽じょんがら節』、『再会』の斎藤耕一。(108分/カラー/ワイド)[投票]
★2花心中(1973/日)亜紀子(横山リエ)と良介(近藤正臣)が花畑で心中した。そして女だげが死んだ。亜紀子が死を選んだ心情がどうしても理解できない妹の那津子(中野良子)は、良介に会うために上京する。東京で何事もなかったように陽気に暮らす良介を見て、二人の間に何があったのかますます分からなくなる那津子。姉の死を理解するため那津子は、姉と同じ身に自分を置こうと決意し、かつて二人が暮らしていたアパートで良介と同棲を始めるのであった。原作は阿久悠作、上村一夫画の同名劇画。(91分/カラー/ワイド)[投票]
★3ジューンブライド・6月19日の花嫁 (1998/日)結婚式を間近に控えていた千尋(富田靖子)は、ある朝見知らぬ男の家で目をさます。が、千尋は自分の名前さえ思い出せない記憶喪失に陥っていた。かすかに頭に残る6月19日という日付を頼りに自分の過去を手繰り寄せ始める千尋の前に、インターネット放送局の社長・前田(椎名桔平)、劇団の演出家・外村(寺脇康文)、芸能プロマネージャー・柴野(南野陽子)、そして精神科医・原田(野村宏伸)らが現れる。そこには千尋にも周りの者たちにも想像のつかなかった、おぞましい過去が二重にも三重にも口を広げていた。直木賞作家乃南アサのサスペンス・ミステリーの映画化。(108分/カラー/ビスタサイズ)[投票]
★4走らなあかん 夜明けまで(1995/日)出張先の大阪で食品会社サラリーマン坂田勇吉(萩原聖人)は、アタッシュケースを盗まれてしまう。中身は明日の大阪支社で開かれる会議で使う新商品の極秘資料。物見遊山の気分もぶっ飛んだ。運び屋の大山(大森嘉之)を見つけ出し、その幼なじみのホステス真弓(大塚寧々)とアタッシュケースの行き先を追いかける。なんだか知らないがケースは堀川組の組長(夏八木勲)の手にわたったらしい。おい!おい!おい!どうなってんだ!坂田は夜を徹して大阪の街を駆け回るのだった!原作は大沢在昌の同名小説。(108分/カラー/ワイド)[投票]
★2あさってDANCE(1991/日)困ったことが起きた。二日酔いの朝、見たこともない女の子が部屋にいる。元気いっぱい体操なんかして朝飯まで作っている。次に信じられないことが起きた。その夜、訪ねてきた弁護士が言うのには、4億5千万円の遺産が俺の手に入るらしい。そして嬉しいことが起きた。数日後、純情そうな女の子が俺たちの演劇仲間に加わった。・・・魅惑的でちょっと思わせぶりな綾(中嶋朋子)と、ヒイ爺ちゃん大吉(柄本明)の遺産話。劇団にあらわれた美少女深雪(裕木奈江)。演劇に熱中する貧乏学生スエキチ(石橋保)の身のまわりは、急にあわただしくなってきたのであります。原作は山本直樹の同名コミック。(91分/カラー/ビスタ)[投票]
★1花より男子(1995/日)ご存知「マーガレット」連載の神尾葉子の原作コミックを、小説やエッセイでも人気のテレビ脚本家梅田みかが脚色。牧野つくし役はこれが映画初出演の内田有紀。フツーの女の子つくしが入学したのは、リッチな坊ちゃん、嬢ちゃんが集うブルジョア私立校、英徳学園大学。なんだか場違いな雰囲気に戸惑いながら本来の勝気な性格を隠して学園生活に馴染もうとするのだが、F4と呼ばれる女子学生たち憧れのハンサム四人組の一人道明寺(谷原章介)と衝突。学園中からツマハジキにされイジメられてしまう。そんな時、つくしに声をかけてきてくれたのはF4の一人花沢類(藤木直人)だった。(78分/カラー/ワイド)[投票]
★1遺産相続(1990/日)英俊(野々村真)は、紹介された東京のマネキン製造・販売会社に就職した。藤島(竜雷太)が社長を務めるこの会社、同族経営の中小企業なのだが、また役員の関係がややっこしい。実務を切盛りし会社を支える専務の庄司喜久恵(佐久間良子)は社長の内縁の妻。つまりお妾さん。その連れ子の和仁(尾美としのり)と里美(宮崎萬純)も重役。そして英俊もいきなり総務課長に抜擢される。で、社長の藤島が急死。相続問題が持ち上がり、別居中の本妻静子(小川真由美)と弁護士安西(風間杜夫)が登場。お妾さんには相続権無し!と主張し始めたから、話がもっとややっこしくなるのであります。(109分/ワイド)[投票]
★1しあわせ家族計画(2000/日)川尻富士夫(三浦友和)は突然会社を解雇される。一家は社宅を出て和菓子屋を営む妻優子(渡辺えり子)の実家へ移ることに。父(いかりや長介)と母(野際陽子)は、そんな娘夫婦と孫の陽子(平山綾)、由太郎(佐々木和徳)たちを暖かく迎える。優子は店の一角を借りて弁当屋を始め生計を助けるのだが、お人好しで不器用な富士夫は何をやっても上手くいかない。そんな時、TV番組「しあわせ家族計画」から一家に出演の以来が届いた。富士夫が課題をこなせば300万円の賞金がもらえるという。TBS系で放映された人気番組を題材にしたホームコメディ。監督は山田洋次の助監督で本作がデビューの阿部勉。(100分/ワイド)[投票]
★3富江replay(2000/日)それは奇妙な出産だった。いや、出産と呼べるのだろうか。幼い少女の腹から摘出されたのは女の生首。・・・・入院中の文仁(窪塚洋介)を見舞いに来た友人(松尾政寿)が音信を断って謎の死を遂げた。その病院の医院長森田(菅田俊)もまた謎の失踪をとげていた。懸命に行方を捜す森田の娘の由美(山口沙弥加)と友人の死に不審を抱く文仁。二人はある共通の女の存在に行き着く。川上富江(宝生舞)。長い髪の美しい女である。伊藤潤二原作の人気ホラーコミックの映画化。シリーズ第2作。(95分/カラー/ワイド)[投票]
★3新宿泥棒日記(1969/日)新宿の紀伊國屋書店。万引き学生を捕まえた店員のウメ子(横山リエ)は、その男を紀伊國屋社長の田辺茂一の前に突き出した。しかし田辺社長はその鳥男と名のる男(横尾忠則)をあっさりと許してしまう。また万引きに来ると宣言し帰っていく鳥男。それがウメ子と鳥男の性をめぐる観念の旅の始まりになろうとは・・・・。性科学権威の高橋鉄がうんちくを語り、俳優の佐藤慶渡辺文雄戸浦六宏が実名で芝居を演じ、状況劇場の唐十郎李礼仙らとともに二人は舞台に立つ。脚本は田村孟佐々木守足立正生と監督も担当した大島渚。(94分/パート・カラー/ATG配給)[投票]
★3バカヤロー!3 へんな奴ら(1990/日)●第一話「こんな混んでどうするの」渋滞中にトイレへ行きたくなった男(平田満)に妻(原日出子)の対応は冷たい。初監督の鹿島勤。●第二話「過ぎた甘えは許さない」両親とひかる(清水美砂)の家へ離婚した姉(松本伊代)が子連れで戻ってきた。つか劇団の長谷川康雄が監督。●第三話「会社をナメるな」転職情報誌の営業部で社員が次々に転職。課長(中村雅俊)は上司から対策を取るよう迫られる。「24時間戦えますか」のCF監督黒田秀樹。●第四話「クリスマスなんか大嫌い」クリスマスの夜、商店街の若者達は都心に繰り出すが薬屋の息子(永瀬正敏)だけは残った。自主制作出身山川直人監督。[投票]
★3やさぐれ刑事(1976/日)北海道、札幌。西野警部補(原田芳雄)は上司を殺害し行方をくらました暴力団幹部の杉谷(高橋悦史)を追った。時期を同じくして西野の妻、真穂(大谷直子)の行方も分らなくなる。仕事一途で生活をかえりみない西野に不満を募らせていた真穂は杉谷とともに駆け落ちをし本州に渡っていた。そこは西野にとっては管轄外の地域である。公職者としてではなく私念をはらす者として海峡を渡るため西野は北海道・南端の海岸で警察手帳を棄てた。杉谷は逃走する先々でヤクザとしての本性をあらわし真穂はその餌食として身を落としていく。その影を追いながら西野の執拗な追跡は続く。原作は藤本義一の同名小説。(92分/カラー/ワイド)[投票]